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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十五章
全兵達の夜叉化による聖なる儀式
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からの命でそこで行われていたであろう場所で遠くから監視をしていました」

「私や雫も恐らく今晩も行われる可能性が高いと思ったので、ここでしばらく待機をしていたところに小波さんからの報告を聞いた私達は神殿があるとされる場所に向かいました」

「私ところちゃんも驚いたけど、そこには神殿という建物はなかったの。でもね、今度は武田の組頭や足軽大将が中に入るのが見えたの」

「光璃達の兵を使って何をしているか中に入ろうとしたけど、そこは見えない壁に覆われていた。そこで色々と攻撃をしたら、門番であろう夜叉や護法五神が現れた」

「私の義妹達が!そんなの聞いてないわよ」

「門番と護法五神は、何も喋らずにいましたがここを通すべからずのような態勢をしていました。きっと中では神聖な儀式か何かをやっているのではないのかを」

まあその時は夜叉と護法五神によって守護されていたけど、攻撃を受けた守護結界によりノーダメージではあった。儀式中に揺れがある程度だったので、ここで失敗する訳にはいかないので夜叉と護法五神に任せてその間に儀式を終わらせた。そして帰りは、いつも通り空間切断で帰らせたが持ち場を離れる訳にはいかない門番とかは、畿内連合の足軽に任せたけどね。そして今日が最後だからな、長尾衆は海津城にいると知っているので今度は俺が自ら出迎えてから神殿にご案内する訳だ。

「それで兄様は?」

「そうだよ。お兄ちゃんが関わっているとなると今どこにいるの?」

「それが昨日と同じくどこにもいません。いるとしたら船か神界のどちらかだと思われますが、そして今夜も行われるとしたら長尾衆なのではと思い今夜召集をさせてもらいました」

「ちょっと待ってください、畿内連合や武田の兵達はここにいますが長尾衆は海津城にいますよ?どうやって離れた場所に来れるのですか?」

「秋子さんの言う通りではありますが、一真様の摩訶不思議な力が関与すればどうとなりますよ」

さてと、そろそろ長尾衆の奴らに言って召集しようと思って神界にいる夜叉を躑躅ヶ崎館に呼んでから、俺は大天使化のままとなり外にいた。そして空間切断で一度海津城に行くといつでも準備よしとばかりの組頭と足軽大将だった。他の足軽達もいつ転生されてもすぐに馴染むようにしとくと言ってから、躑躅ヶ崎館に向かい館の門番や巡回している兵達を長尾衆の組頭と足軽大将を神殿に案内しろと言った。その頃、久遠達は手掛かりや小夜叉が聞いた桐琴からの違和感を言っていたところだった。

「そういえば母が言っていたンだけどよー、母曰く森一家の兵達の気配が変わったと言ってた気がするのさ。ま、オレも二日前と昨日と比べると確かに兵達の気配が変わった気がする」

「桐琴さんや小夜叉さんでも気配だけで何かが違うのであれば、やはり何らかの儀式
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