イ・ウー編
魔剣と秘められし過去
第九弾 激突
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に手をかざす…すると氷が溶けた…
「ここは私に任せて…」
そう言って白雪は魔剣を覚悟を込めた目で見据える。
「ふん…まさか私に勝てると思っているのか?」
「思ってる…貴方の力はG6前後…でもね私はG15あるよ」
「ブラフだ極東の島国の…しかもその年でG15はあり得ない」
「本当にそう思う?」
白雪はリボンに手をかける…
「キンちゃん…今から私は本気だす…すごく怖いかもしてないけど…嫌わないで?」
「安心するといい白雪……お前を俺が嫌いになる?100%あり得ない」
白雪は顔を僅かに紅潮させてからリボンを一気に取る…
『なっ…』
それと共に刀身に炎が宿り白雪は構える。
【我が白き雪よ…あらゆる物に流される弱き己よ…今その戒めを解き…あらゆる厄災を焼き払う紅蓮の業火とならん】
白雪はゆっくりと歩を進める。
「白雪という名は隠し名……私の本来の名は……【緋巫女】」
すると魔は構える。
「ならば我も名乗ろう…我はジャンヌ!ジャンヌ・ダルク30世だ」
そう言うとピキピキと氷が足元を覆うが白雪の周りだけは凍らない… 白雪の放つ熱が氷を溶かすに留まらず蒸発させているのだ。
白雪の炎と魔剣デュランダル改めジャンヌが迎え撃つ様はまさに陰と陽…
始まる、二人の戦いが
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
超能力者の弱点というか欠点を教えた
「勝機はその一瞬だ......。」
「どうでもいいがお前にもGはあるんだろう?」
「23だ。G23だ。だがGは高いほど消耗が激しいんだよ。」
「そうなのか。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(でかいのが…来る!?)
ジャンヌも咄嗟に力を込める。
「今!」
そこにアリアが駆け出す。
「く!ただの武偵が!!!!」
「知らないの!日本にはこういう言葉があるわ!!!!三人集まれば文殊の知恵ってね!!」
アリアは横に凪いできたジャンヌの一撃を下に伏せながらギリギリで躱し、剣の腹の部分に小太刀の渾身の一撃を叩き込む。
「しま…」
そのまま込めた力を上に放出したため天井が凍るが…
「ハァアアアアア!!!!」
ジャンヌはキンジに魔剣を振るうが
「なっ...!?」
片手での真剣白刃取
そのまま壁へたたきつける
よろめいてたちあがりながら
「だが、忘れたか!?武偵は人を殺せない!」
「ふっ、何処までも賢いお嬢さんだ。」
「な、お嬢!?」
赤くなる。
剣を振り上げるが
「キンちゃんに手を出すなぁあああああああああああああああああああああ
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