第2章 風神竜と謎の男
第10話 胎動する陰謀
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バレー》の戦士》、《九蛇孔雀》、《ガルドスの羽根ペン》、《追い風の進軍》の計6枚。
(このターンを《シールド・ウィング》で防げれば……次のターンに《追い風の進軍》の効果で、《フレスヴェルク・ドラゴン》を出せるはずだ)
《追い風の進軍》
魔法カード
自分が風属性モンスターの通常召喚に成功したターンに発動できる。
そのターン、自分は風属性モンスターをもう1体通常召喚する事ができる。
また、このターン通常召喚された自分の風属性モンスターは、エンドフェイズまでカードの効果では破壊されない。
「よしっ……俺は、モンスターを1体守備表示で召喚して、魔法カード、《ガルドスの羽根ペン》を発動する!」
《ガルドスの羽根ペン》
魔法カード
自分の墓地に存在する風属性モンスター2体を選択してデッキに戻し、フィールド上に存在するカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
「墓地の《クラスターズ・ファルコン》を2体デッキに戻し、《ジュラック・ヘレラ》を手札に戻す!」
突風に煽られた《ジュラック・ヘレラ》は、そのまま吹き飛ばされて姿を消してしまう。
「俺はこれで、ターンエンドだ」
「僕のターンだね、ドロー!」
ドローカードを含めた3枚の手札を確認し、秋弥は自分が出来る事は1つしかない事を悟った。
(あの守備モンスターはきっと《シールド・ウィング》。なら、今ここでこのモンスターを召喚した所で、どの道倒す事は出来ない……)
秋弥のドローカードは《ジュラック・グアイバ》。
モンスターの戦闘破壊がトリガーとなる効果を持ったこのモンスターは、戦闘破壊耐性を有する《シールド・ウィング》を相手にして、無力と化していた。
「モンスターを1体守備表示で召喚。そして、リバースカードを1枚セットして、ターンエンドだ」
「俺のターン、ドロー!俺は手札から、《九蛇孔雀》を召喚!」
セットモンスターの隣に、尾羽に蛇の形の紋様がある孔雀のモンスターが現れる。
「そして、風属性モンスターの通常召喚に成功した時、《追い風の進軍》を発動できる!このカードの効果で、俺はこのターン、もう一度風属性モンスターを通常召喚できる!」
「フィールドに2体のモンスター……と言う事は……!」
「その通り!俺は裏側表示の《シールド・ウィング》と《九蛇孔雀》をリリースして、《フレスヴェルク・ドラゴン》をアドバンス召喚!」
群青色の鱗を輝かせる美しい巨竜が、咆哮と共に姿を現す。
「リリースされた《九蛇孔雀》の効果を発
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