『蒼眼』
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魔と戦い。
勝ち取った栄光を・・・先輩は凄いの?の一言で終わらせる。
悪魔ですか?」
「悪魔!?
侵害だ!」
反論するが幹凪の目は「うわ〜。コイツ時代遅れの化石だわ〜」とか思ってる目だ。
反論したい。でも反論する為の糸口が掴めない。私の口では幹凪に敵わないのか?
「一日中ゲーム三昧の生活理解出来ますか!
辛いですよ!尋常じゃないですよ!!」
「す・・・・済まん?」
「心が篭ってませんね♪
もう一回!」
「す・す・・すいません」
訳も解らず謝った。
私の落ち度が見当たらないが?会話の流れを順序的に思い出せば悪いのは・・・誰なんだ?
私の世間知らずが原因なのか?幹凪のオタク度が私の常識を超えてるのか?色々と考えるが結論は出ない。
考えても考えても考えても考えても考えても考えても・・・?待てよ?
「幹凪君?
先程の会話で気になる点が幾つか有るんだが?」
「なんです?」
「一日20時間ゲーム。
一日中ゲーム三昧の生活?
君は仕事を蔑ろで放棄、中途半端で放棄したのか?」
途端、幹凪の顔は汗の洪水で満たされていた。
「え、うん。
仕事合間に・・・ですね」
「先程の説明だと・・・仕事合間で出来る範囲を超えてるが?」
「お、お、俺・・・俺はですね!?
仕事と調査を同時に両立する為に・・・・仕方なく」
「言い訳は構わないが。
次に余計な事を言うと」
突如、幹凪の顔スレスレに右拳が放たれた。
私は満面の笑で優しく語り掛ける。
「で・・・続きが有るなら聞くよ?」
汗を滝の様に流す幹凪に優しく丁寧な口調で言う。
変だな妙に気分が良い。彼の反論が楽しみだ。
「言い訳も聞くけど・・聞き終わった時点で罰ゲームだ。
好きだろ?罰ゲーム?」
「ゲームは・・・好きですよ!
罰ゲームは嫌いです!」
「反論は聞かないよ♪
言い訳を聞こうか?」
三時間後
「仕事が疎かで・・・すいませんでした。
今後・・・ゲームは一日二時間迄にします」
生気を失った幹凪は枯れた声で反省文5枚目を読む。少しキツく然り過ぎたかな?
残り反省文枚数は27枚、今日中に終われば良いんだが。
時刻は3時25分か。仕事を終えたのが今日の0時だから3時間も経過してる。
段々と睡魔が襲ってくるが我慢我慢!今日の分の仕事は昨日中に全部終わらせた。今日は気ままに仕事を頑張って早目に帰ろう。缶珈琲を一口、口に含み呑む。眠気覚しになるが所詮は眠気覚しだ。睡魔が徐々に私の脳の計算速度を低下させ世界を狂わせる。
「オッハヨ〜ゥ!」
元気一杯の声が響き渡った。声の主は知ってるが空気読め!と耳元で大声で言ってやりたいタイミングで逆にナイスタイミングと言えるタイミングで上等捜査官 暁 カナメはズタズタとドカドカと私達も元にやって来た。
「あれれ
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