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大陸の妖精
楽園ゲーム
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無い、アルトレア・・・」


アルト「なんでだよ・・・!?」


シモンの一言にアルトが怪訝そうな表情を浮かべる



シモン「オレには確信があった・・・お前ならジェラールと戦える!!」


ルーシィ「なんでそこまでアルトの事を・・・!?」


シモン「お前たちはアルトレアの本当の力に気づいていないんだ」


アルト「俺の・・・本当の力?」



シモン「アルトレアに聖なる大地の力が宿る時、邪悪は呑まれ滅びゆく」


アルト「聖なる大地の力・・・って、とういう事だよ!?」


アルトがシモンに問いかけた次の瞬間


楽園の塔の壁から至る所に口が生える



ジェラール「ようこそみなさん、楽園の塔へ」


生えてきた口からはジェラールの声がした



アルト「何だこの口!?気持ち悪ィ!!」


ジュビア「しゃ・・しゃべりましたよ!!!」


シモン「ジェラールだ、塔全体に聞こえるように話している」



ジェラール「オレはこの塔の支配者ジェラールだ、互いの駒はそろった、そろそろ始めようじゃないか・・・楽園ゲームを」



アルト「楽園ゲーム・・・!?」



ジェラール「ルールは簡単だ、オレはエルザを生贄としゼレフを復活の儀を行いたい・・・すなわち楽園への扉が開けばオレの勝ち、もしお前たちが阻止できればそちらの勝ち」



グレイ「ふざけやがって」


ショウ「ジェラール・・・」


ジェラールのふざけた提案に、アルトたちは怒りをあらわにする



ジェラール「ただ・・・それだけでは面白くないのでな、こちらは三人の戦士を配置する」


シモン「三人の戦士?・・・何者だ?」



ジェラール「そこを突破できなければオレにはたどり着けん、つまりは3対8のバトルロワイヤル」



アルト「バトルロワイヤルねぇ・・・」



ジェラール「最後に一つ特別ルールの説明をしておこう、評議院が衛星魔法陣(サテライトスクエア)でここを攻撃してくる可能性がある・・・全てを消滅させる究極の破壊魔法エーテリオンだ」


エーテリオンという言葉にアルトたちが驚く



ジェラール「残り時間は不明、しかしエーテリオンが落ちる時、それは全員の死・・・勝者なきゲームオーバーを意味する」


するとジェラールは楽しそうな声で言う


ジェラール「さあ、楽しもう」



ルーシィ「そ・・そんな・・・何考えてんのよジェラールって奴・・・自分まで死ぬかもしれない中で・・・ゲームなんて・・・」


エルザ「エーテリオンだと?評議院が?あ・・・ありえん!!だって・・・」


ビクビ
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