楽園ゲーム
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
無い、アルトレア・・・」
アルト「なんでだよ・・・!?」
シモンの一言にアルトが怪訝そうな表情を浮かべる
シモン「オレには確信があった・・・お前ならジェラールと戦える!!」
ルーシィ「なんでそこまでアルトの事を・・・!?」
シモン「お前たちはアルトレアの本当の力に気づいていないんだ」
アルト「俺の・・・本当の力?」
シモン「アルトレアに聖なる大地の力が宿る時、邪悪は呑まれ滅びゆく」
アルト「聖なる大地の力・・・って、とういう事だよ!?」
アルトがシモンに問いかけた次の瞬間
楽園の塔の壁から至る所に口が生える
ジェラール「ようこそみなさん、楽園の塔へ」
生えてきた口からはジェラールの声がした
アルト「何だこの口!?気持ち悪ィ!!」
ジュビア「しゃ・・しゃべりましたよ!!!」
シモン「ジェラールだ、塔全体に聞こえるように話している」
ジェラール「オレはこの塔の支配者ジェラールだ、互いの駒はそろった、そろそろ始めようじゃないか・・・楽園ゲームを」
アルト「楽園ゲーム・・・!?」
ジェラール「ルールは簡単だ、オレはエルザを生贄としゼレフを復活の儀を行いたい・・・すなわち楽園への扉が開けばオレの勝ち、もしお前たちが阻止できればそちらの勝ち」
グレイ「ふざけやがって」
ショウ「ジェラール・・・」
ジェラールのふざけた提案に、アルトたちは怒りをあらわにする
ジェラール「ただ・・・それだけでは面白くないのでな、こちらは三人の戦士を配置する」
シモン「三人の戦士?・・・何者だ?」
ジェラール「そこを突破できなければオレにはたどり着けん、つまりは3対8のバトルロワイヤル」
アルト「バトルロワイヤルねぇ・・・」
ジェラール「最後に一つ特別ルールの説明をしておこう、評議院が衛星魔法陣でここを攻撃してくる可能性がある・・・全てを消滅させる究極の破壊魔法エーテリオンだ」
エーテリオンという言葉にアルトたちが驚く
ジェラール「残り時間は不明、しかしエーテリオンが落ちる時、それは全員の死・・・勝者なきゲームオーバーを意味する」
するとジェラールは楽しそうな声で言う
ジェラール「さあ、楽しもう」
ルーシィ「そ・・そんな・・・何考えてんのよジェラールって奴・・・自分まで死ぬかもしれない中で・・・ゲームなんて・・・」
エルザ「エーテリオンだと?評議院が?あ・・・ありえん!!だって・・・」
ビクビ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ