第二章
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でアメリカ軍が来て派手な航空戦になったこともあった。
その後で戻って来た機体はどれも酷くやられていた。しかも数はかなり減ってしまっていた。円満も内山もそんな帰還する戦闘機達を見て苦い顔になっていた。
「どれもえげつないですね」
「えげつないどころじゃないですよ」
内山は円満の言葉に困り果てた顔で応える。彼等だけでなく整備兵達は滑走路の脇で待っていた。その帰還する機体を見ているのだった。
「あそこまでやられるなんて」
「ええ。それにしても遂にですね」
円満もまた苦い顔になっていた。
「ここまで来たんですね」
「そうですね。遂にですね」
内山も彼の言葉に応えて頷いた。
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