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NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~
No.6鬼人の襲来
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波の国に入ってしばらく歩いた第七班。
「あのーすみません・・この辺で一番近い宿場町ってどこですか?」
少し開けたところで誰かが話しかけてきた。少しぼさっとした髪に見た目は二十代に見える。
「それなら超近くじゃ一緒に行くか?」
「あのねぇ・・・そんなバレバレの変装して何がしたいの君」
「あ、バレた?」
そう言うとその男が変化を解く。ぼさっとしていた髪は整えられ、背中には刀がある。
「わりぃ再不斬バレた」
「だからてめぇに変装は向いてないって言ったんだ」
今度は草むらから一人の男が出てきた。
「鬼人桃地再不斬まさかお前が出てくるなんてね・・・」
かつてサスケ達が戦ったことのある相手、しかしもうひとりはサスケの記憶にはない。これも時間がねじれた影響なのだろうか?
「あの刀・・・三刀か!?」
「ああそうだ、封刀・咲夜がコイツの名だ」
忍刀が二人、うち一人は七人衆を超える三刀の一人だ。今のサスケ達には荷が重すぎる。恐らくカカシでも二人相手はきついだろう。
「再不斬気になる奴が二人居るもらっていいか?」
「またか一檎・・分かったただしカカシは俺が殺る」
「了解!!」
そう言うと一檎はナルト達に突っ込んでいく。
「まずは一人!!」
迎撃しようとしたカカシの攻撃をかわし一檎はヒナタの襟首を掴む。
「二人目!!」
今度はナルトの襟首を掴むと遠くの気に放り投げる。
「水遁・水童夢の術!!」
一檎が印を結ぶとナルトとヒナタ、そして一檎の周りを水が包みドームを作り出す。
「あのガキどもか・・・さてこっちもやるかカカシ!!」
そう言うと再不斬はカカシに向かって断刀・首切り包丁を振り下ろした。

ドーム内

「孤立しちゃったねナルト君」
「ああやべぇーってばよ」
ドーム内に閉じ込められたナルトとヒナタ、その前には刀を構えた一檎がいる。
(日向一族にもう一人は・・なんかワクワクすんな)
「行くぞ!!」
一檎がナルト達に向かって攻撃してくる。それをナルトはクナイで受け止めヒナタが後ろから柔拳で攻撃する。一檎はそれを飛んでかわしヒナタの攻撃はナルトに命中する。
「そらぁ!!」
一檎はそのまま刀をヒナタの左手に向かって振り下ろす。一檎はヒナタを切ったあと反撃に備えて一旦二人から距離をとる。
「ナルト君大丈夫?」
「ああ、ヒナタこそ大丈夫か」
「私も・・・アレ?」
切られてから何故か左手の感覚がない。
「封刀・咲夜は刀全体が封印術を帯びている。切ったもののその場所の感覚を封印する。俺の意思で感覚を戻せる」
それだけ説明すると一檎は再び二人に攻撃を開始した。

「さてこれで詰みだな」
ナルトとヒナタが戦い始めて数分が立っていた。その間にカカシが再不斬の水牢の術に捕らえられていた。目の前にいるのは水分身で本体
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