第十一話 南雲大尉!!本人は水雷出身だった!!その十四
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な」
「ええ加減に足洗えや」
こう二人に言うのだった。
「さもないと簀巻きにすんぞ」
「そっから清水寺の舞台から放り投げるぞ」
「それが嫌やったらはよたい焼き買って食え」
「そのまま清水に行って負けて来い」
「ちっ、わかったぜ」
「たい焼きまけないなんてケチな親父だぜ」
二人は他のお客さんに対しても悪態をついた、相変わらず悪びれていない。ふてぶてしい態度でこう言う始末だった。
「しかも国民の理解もないしな」
「ヒーローって辛いぜ」
「孤独なもんだ」
「誰にも理解されてないんだな」
「理解しとるから言うんや」
「根っからの屑やからな」
最低の人間だというのだ、二人が。
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