暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-6 圏内事件
Story6-6 黄金林檎
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

ある程度の事だったら、フローラはアスナ、シャオンはキリトの方に付くことが多いのだが、その時はそれとは雰囲気が違った。

話し合いでは平行線となって、全く纏まらず最後には代表者間でのデュエルで決着となった。

勿論キリトvsアスナだった。

その頃アスナは、少なからずキリトの事を気にしていたのだ。

でも、その気持ちをアスナは振り払うようにデュエルを決行した。


そこで、キリトの本当の実力を目の当たりにしたのだ。

彼のこと、そこから気にかけるようにしていた。

だからこそ、会議ではしょっちゅうぶつかっていた。

受け止めてくれるからこそ、ぶつかって行った。


現実での一日を無駄にするわけじゃなく、一日一日を積み重ねているんだって強く思っていた。

「アスナは私の相談にのってくれたんだし、私でよかったら相談してね?」

フローラは優しそうな表情でアスナを見る。

「………………」

アスナは一瞬顔を赤らめた。

フローラの事はよく相談に乗った。

相談にのる、というよりはおせっかいをした、と言った方が正しいかもしれない。

それでも、シャオンと会って話す機会が断然と増えた。

「そう、ね」

アスナは顔を赤らめながらフローラを見る。

「お互い、頑張ろうね。フローラ」

「うん!」

2人はお互いを見あい……笑っていた。















Story6-6 END
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ