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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-6 圏内事件
Story6-5 罪の茨
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にするのは危険だとも思えるのだ。
今日、カインズという人物が殺された。
そしてその顔見知り……同じギルドのメンバーがその場にもいた。
危険だろう。
たとえ、圏内だったとしても。
「すみません……こんなところまで、送ってもらっちゃって」
ヨルコは4人に頭を下げていた。
「気にしないで、それよりも……また、明日、お話を聞かせてくださいね」
「はい」
一礼をすると宿の中へと入って言った。
「じゃあ、これからどうする?」
キリトがそう聞く。
「とりあえず、手持ちの情報を検証してみましょう?」
「そうだね。あの槍の出所を判明できれば、真相に近づけるかもしれないし」
「となると、鑑定のスキルか」
シャオンがそう言う。
「キリト、どう?」
シャオンがキリトに聞くが、左右に振る。
「アスナはスキル上げて……わけないか」
「フローラも……だよな。
なら方法は限られてくるか」
「鑑定スキル。フレンドとかに当ては?」
キリトがアスナとフローラ、2人にそう聞く。
「ん〜……そーだね……武具店のリズ、かな?」
「あと、ミズキかな?
でもリズもミズキも今は一番忙しい時間帯だし、直ぐには頼めないと思うよ?」
時間的には無理そうだ、と2人は判断をしていた。
「エギルしか頼るあてがないな」
シャオンはそう話す。
「頼んでみようか」
そして、一行は第50層のアルケードへと向かった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
第50層・アルケード
エギルの店の前にて。
通りかかったら、1人のプレイヤーが肩をがっくし落としながら、出て行っていた。
「たぶん俺らの想像通りだろうなー」
シャオンはそのプレイヤーを見て呟く。
「だな」
キリトも同様だった。
そして、店の中へ入る。
「相変わらず、あこぎな商売しているようだな」
キリトは店の中へ入り、第一声を声かけた。
「まったくだよ。儲けはどんなもんかねー」
キリトにシャオンも続いた。
その場にいたのは、スキンヘッドの大男。
第1層Boss攻略を共にした男、エギルだ。
「よぉ!キリトにシャオンか。何言っている、安く仕入れて安く提供するのがウチのモットーなんでね?」
「聞き慣れないな。特に最後の部分」
「違いないな」
2人して同意見だった。
「お前ら、人聞きの悪い事言うなって」
最後には拳
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