暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-6 圏内事件
Story6-4 調査開始
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
はデュエルのみ。

その内HPを0に出来るのはノーマルモードか制限時間モードだけだ。

ノーマルモードとは、別名完全決着モード。相手のHPが0になるまで戦い、相手を0にしたら勝ちというもの。
制限時間モードは互いに示し合わせて制限時間を決め、時間内にどれだけHPが残っていたかを競うもの。

もうひとつ、初撃決着モードはHPを半減させれば終了してしまう。

上記の2つはデスゲームとなってからは、PKしてしまう為殆ど使われていないのだ。

「とりあえず、シャオンの所へ行こう」

「う、うん」

「そうだね」

騒然としているプレイヤーたちを尻目に3人は建物の中へと入っていった。















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
















そして、4人は上で合流した。

「普通に考えたら、デュエルだよね」

「でしょう。デュエルで剣を突き刺して、ロープを首に引っ掛けてここから突き落としたんでしょうね」

確かに考えたらそれが間違いないと思える。

「なら、ウィナー表示が出るはずだろ?みんなで探したけど、何処にも表示はなかった」

そのキリトの言葉にシャオンも頷く。

「それは間違いない。あの場から下手に逃げようとしたら、逆に目立つ。スキルでも確認したけど、間違いなくあの場にはいなかった」

「でも、ありえないわ。圏内でダメージを与えるにはデュエルしかないもの」

「そうじゃないと、混乱が起きちゃうよ?他にそんな方法があるなんて知れ渡ったら……」

フローラも心配そうに言った。

4人ともしばらく沈黙。


そして、その後。

「どちらにしても、これは放置はできないわ」

アスナがそう言う。

「同感。放置するには危険すぎる」

「ああ」

シャオンもキリトも同意見だ。

「そうだよ。圏内PK技みたいなのを誰かが見つけた……なんてことあったら、外だけじゃなく、街の中だって危険ってことになる」

フローラも事の深刻さに、身震いすらしていた。


――ただでさえ、この世界に閉じ込められていると言う状況に付け加え、殺されるかもしれない……

そんなことになったら、人々の心が荒れていく。

いつかは、クリア出来ると信じて待っていてくれている人たちの為にもこれは解決しないと


「しばらく前線からは離れる事になるけど、しょうがないよね」

「うん。こっちの方が重要だって思うし、団長も解ってくれると思うよ」

フローラとアスナはそう判断。

攻略も大切なことだが、こちらも早急に取り掛からなくてはいけないことだから。

「なら、解決までちゃんと協力し
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ