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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-6 圏内事件
Story6-1 攻略の鬼とそのストッパー
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れと全く変わらない。みてて良い気分じゃない。
でも、プレイヤーの命と天秤にかけたとしたら、犠牲者を出さない可能性の高いその作戦もしょうがない……
…………無理だ。俺もキリトと同じでNPCが殺されるのみたくない」
――そんなことしたら、上でみてるあいつらになんか文句言われそうだからな
「今回の作戦は、私、血盟騎士団・副団長アスナが指揮を執ることになっています。私の言う事にはしたがってもらいます」
その言葉でこの場の攻略会議は終了した。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「相変わらずだな……こりゃ」
シャオンは、アスナの後姿を見てそう呟く。
細剣スキル、リニアーだけで戦っていたあの頃が懐かしいと感じている。
「うん、最近ちょいちょい無理なこと言うよ、アスナは」
「お前、一応ストッパー役で血盟騎士団にいるんだろ?
アスナのそばにいなくてもいいのか?」
「いや、アスナのバーサクっぷりに嫌気がさしてやめちゃった」
「そんなことしたらアスナを制御出来なくなるぞ」
「もう無理だよ。ちょっと前はあんなことなかったのに」
隣にいるのはアスナの元ストッパーかつ元血盟騎士団参謀、現ソロプレイヤーのフローラだ。
「フローラが無理なら俺も無理」
「攻略は大切なんだけど、攻略の時の鬼になってるアスナは苦手なんだよね」
「俺もああいうの無理だ。なんか取っ付きにくい。
じゃ、俺帰る」
「バイバイ、シャオン君」
その後シャオンはキリトと共に会議場所の洞窟から離れていった。
洞窟の外では、まだキリトは納得言っていないと言った様子だ。
シャオンは割りきったかきってないか、みたいな顔をしている。
「よぉ、また揉めたな」
エギルがキリトに話しかけていた。
あの場にはエギルもいて、やり取りは見ていたのだ。
「エギル」
キリトもエギルに気づき、振り返った。
「お前さんと副団長さんはどうしていつもああなんだ?」
「気が合わないんだろうな、きっと」
「あんな感じだから、そうだろうな」
シャオンも2人の傍に来ていた。
「お前は援護してくれると思った」
「うん、お前の言ってること、よく分かったからさ。
どの道、いつも通りアスナに押し切られるのは目に見えていた。
でも、俺はそういったことは絶対にやりたくない。
だから、あえて反論したんだ。
それに……」
シャオンはキリトの肩
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