番外アナザー:闇と光の隠された戦い
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「UGaaaaaaaaaa!!!」
「いい加減に……目ぇ覚ませ馬鹿野郎!!」
『チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!』
ダークはウィザードライバーにリングをかざし、脚に炎を纏い雷帝暴走化したライトに蹴りを喰らわせる。
「Gu……Gaaaaaaaaaa!!!」
しかし、蹴りをものともせず、雷を何本も打ち出してくる。
「チィッ!!」
『チョーイイネ!ソニック!サイコー!!』
音速移動のリングをかざし、それらを避けると、ウィザーソードガンを持ってウィザーソードガンの手を開く。
『キャモナシュラッシュ!シェイクハンズ!フレイム……スラッシュストライク!ヒー・ヒー・ヒー!』
「いい加減に、しろっ!!」
横薙ぎに振るうと、それを黒い大剣で防ぎ、左手に保持したライトボウガンでダークをゼロ距離射撃する。
「グハッ……」
ダークは吹き飛ばされ、辺りの木々を巻き添えにして転がる。
本来、破壊不可能な筈のオブジェクト群を破壊する辺り、ライトの雷帝暴走化は半端な物では無かった。
「……ちっ、肋二、三本折れたか?」
ダークは立ち上がりながら顔を歪める。
本来、痛みは全くと感じない未来の闇神<ダークネスウイング>だが、今回のコレは過去のダークの無効化の影響を受けて、痛みの無い身体を無効化されてしまっている。
さしもの闇神でも、自らの心意昇華された滅殺剣ーーー<消滅世界>食らってしまっては唯の生身の人間に過ぎない。
「……あー、ちょっとヤベェかも。血が足りねぇ……くっそ、意地張らずにジェイダに来てもらえば良かった……っぶねぇ!!」
咄嗟に避けると、そこに雷がほとばしる。
「Gaaaaaaaaaa!!!」
「ったく……本気で掛からねぇとマジヤバですネ……すこーし俺に振り回されてる皆の苦労が解るわー……」
『ビッグ!プリィズ……』
魔法陣から手を出し、巨大化した右手で地面に叩き付けようとするも、追えない速さで回避され、斬撃を幾つも貰う。
「グッ……まぁ、当然だよな……全員分のユニークスキル使ってるんだから……よ!」
『チョーイイネ!マスタースパーク!サイコー!!』
一回転するようにマスタースパークを放つと、ようやく雷帝を捉える。
しかし、その雷帝は余りにも獣染みていて、あー、こう言うのも何だが、回復力が半端無い。
「……えー、自動回復能力とかないわ」
『フレイム!ドラゴン……ボゥ・ボゥ・ボゥボゥボゥ!!』
フレイムドラゴンになったダークは、コネクトを使うと、魔道具ドラゴタイマーを腕に着ける。
「そっちが四人分のユニークスキルなら此方は四人分の闇神だ!!」
『セットアップ!スタート!』
『ウォータードラゴン!』
「うらっ!」
「ハッ!!」
ウォータードラゴンが現れ、同時にウィザーソードガンを振るい
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