暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-5 触れあう手たち
Story5-6 モノトーンの思考
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
「シャオン!」
「…………」
「こいつ…………ラフコフの幹部だ!」
「…………」
「何か言えよ! シャ…………」
そこまで言ったところで、キリトの身体が不自然に揺れながら倒れていく。
「!?」
「ワーン、ダーウン!」
場に似つかわしくない、底抜けに明るい声。
その声がシャオンの怒りを加速させていく。
「気を付けろシャオン……!
あいつはジョニー・ブラック……麻痺毒のエキスパートだ……!」
「あれー?黒の剣士さんはもう終わりですかー?」
「…………」
ガスッ
「なっ…………」
シャオンの剣による突きがジョニーの体に刺さる。
「てめぇみたいな無邪気に人殺せるオレンジプレイヤーが…………俺は一番嫌いなんだよ!!」
「おにーさん、こわいなぁ……!」
と言いつつも接近しているシャオンに向かって短剣を振り下ろす。
パリーン
「!?」
ジョニーの短剣は柄から先が折れていた。
柄から先は……ジョニーの背後に落ちていた。
「…………」
シャオンは剣を引き抜いて短剣をへし折ったのだ。
あの一瞬の時間で。
「おもしろいね、おにーさん!」
「…………」
ガス ガスッ
片手剣スキル3連撃技〔トライ・スラント〕
ジョニーの両腕を切り飛ばし、相手を蹴り飛ばす。
「…………!?」
暗闇から再び剣が投げ込まれた。
シャオンは難なく避けて辺りを見回す。
包丁のような剣を携えたオレンジプレイヤーがいた。
「…………PoHか」
「Wow……何故俺の名前を?」
歌うような疑問符。
「…………」
「……フン、答える気はないってことか」
その場に異様な空気が漂った。
Story5-6 END
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ