リリカルなのは編
第三話 俺と契約して使い魔になってよ
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とで、詳しいことを猫から、否、名前は「リニス」と言われたので、リニスから聞きました。
使い魔契約、魔法、リンカーコア、デバイス、ミッドチルダ、エトセトラエトセトラ。
ちょっと、待った。最後三つ、明らかにおかしいよね?!
ここ、ネギま!の世界だよね!
「ええっと、つかぬことをお聞きしますが、リニスサン………」
「はい?」
小首をかしげる仕草もかわいいなぁ、もう。
「プレシア・テスタロッサ、フェイト、アリシア、アルフ、バルディッシュ、刻の庭園、ヒュードラ、なんてのに、聞き覚えありませんか?」
「えっ? 何を知っているんですか!」
起きあがったリニスが睨みつけてくるけど、猫の姿なので怖くはないし、逆に癒される。
「はぁ。やっぱりそうか………。ちょっと、時間をください。」
あれだよね。あんなキーワードで反応するってことは『魔法少女リリカルなのは』だよね。「海鳴市」って聞き覚えあるはずだよ!
8年経っても覚えてるとは逆にすごいよな、俺!
どうしてこうなった………。
時間をもらって考えたが、そもそもどうして転生したことすらわからないんだから、わかるはずもない。とりあえず、リニスについてどうにかしないと。
「ええっと、とにかくリニスさん。貴女はこれからどうしたいんですか?」
「私は…。 私にはまだやり残したことがあります。できることならそれを成し遂げたい」
真剣な表情?でリニスそう答えてくる。
そうだよな〜。無印の原作どおりなら、フェイトやアルフ、プレシアに未練ありまくりだよな〜。
まぁ、俺というイレギュラーに会ったのも縁だ。できる限りの手助けはしてやりたい。
そうすると、一番良いのは………。
「わかった。なら俺と契約して使い魔になってよ。契約内容は貴女が満足するまで成し遂げること」
「え、え??」
「まぁ、俺にリンカーコアがないとどうにもならんけど」
「なんで、私と契約を………。貴方と私は赤の他人なのに………」
「なんでと言われてもなぁ。一度助けた身としては、今更消えられても後味が悪いしねぇ。あぁ、魔法に興味があるっちゃぁ、あるし。」
とりあえず、転生して原作知識があるなんてことは言えないので、当たり障りの無いことを本音を交えて答えておく。
「で、契約のほうとかはどうよ?」
「………………わかりました。少し待ってください。リンカーコアの有無を調べますので」
まぁ、見ず知らずの人間に対する警戒と未練をはらす好機と半々ぐらいか。
少し葛藤した上で、リニスがごにょごにょと呪文を唱えると俺を中心に円形の中に正方形が回転する魔法陣が浮かび上がる。
「大丈夫です。Aランクのリンカーコアがあります。ただ………」
「ただ?」
「私を創ったプレシ
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