イメージな話
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し……体付きも男らしいしさ」
レフィア「どうしたのよアルクゥ、今さらイングズにコンプレ抱いてどうするの?」
アルクゥ「光の戦士として暫くやってきて、僕も少しは成長出来たかなーって思ったんだけど……僕今、ジョブ導師でしょ? この格好で村や町に居ると、女の子に見間違われるんだよね……」
ルーネス「そりゃネコミミフード被ったら余計そっちに見えちまうから、被らなきゃいいじゃん」
アルクゥ「ルーネスとイングズは被らずにいられるだろうけど、何故だか僕はどうしても被っちゃうんだ。男らしくないよね、僕─── 」
イングズ「……可愛いならいいじゃないか、それで」
アルクゥ「───え?」
イングズ「アルクゥ、お前は私には無いものを持っている。それはやはり、男子でありながら可愛らしさを維持しているという事だ。───私では、保てなかった」
アルクゥ「イングズ……」
イングズ「自信を持つといいアルクゥ。例えこのまま男らしくならずとも、我々はお前を見放したりはしない。───まして、ムキムキのアルクゥなど想像したくもないだろうレフィア、ルーネス?」
レフィア「まぁ、確かにねぇ……?」
ルーネス「そうかぁ? ───男なら、シックスパック目指そうぜ!」
レフィア「……やだっ、今の顔のままアルクゥとルーネスのマッチョ想像したら可笑しいわ! イングズはそんなに違和感ないけど、あんまりムキムキでも困るわね」
アルクゥ「うん……僕は男らしく在る前に、自分らしく在る事にするよ。ありがとう、イングズ!」
ルーネス「───おれはイングズよりムキムキマッチョになってやる!!」
イングズ「……ルーネス、お前は今のしなやかな体付きのままでいいんじゃないか?」
ルーネス「は? 何でだよっ」
レフィア「そうねぇ、身軽にひょいひょい動いてた方があんたには似合うわよ? シーフも極めた事だし、今は忍者だものねぇ」
ルーネス「ん〜、じゃあムキムキはイングズに任せて、おれは身軽なままでいるか!……けどそれ、男らしいか?」
レフィア「義賊としてやってけるんじゃない?」
ルーネス「おぉ、それいいな! で……、義賊って何だ?」
アルクゥ「お金持ちから金品を奪って、貧しい人達に分け与える人の事だよ」
ルーネス「あぁ、なるほど!……じゃあおれ、この旅終わったらサスーン城に忍び込んで、めぼしいモン奪ってやろっかな〜」
イングズ「ほう? ───私を前にしてよくそのような口がきけたものだな」
ルーネス「へへ、シーフと忍者で培ったおれの素早さに付いて来れるかよ。重い鎧に身を包んだナイトさま?」
イングズ「面白い………その時が来たら、必ず
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