暁 〜小説投稿サイト〜
リメイク版FF3・短編集
イメージな話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
し……体付きも男らしいしさ」

レフィア「どうしたのよアルクゥ、今さらイングズにコンプレ抱いてどうするの?」

アルクゥ「光の戦士として暫くやってきて、僕も少しは成長出来たかなーって思ったんだけど……僕今、ジョブ導師でしょ? この格好で村や町に居ると、女の子に見間違われるんだよね……」

ルーネス「そりゃネコミミフード被ったら余計そっちに見えちまうから、被らなきゃいいじゃん」

アルクゥ「ルーネスとイングズは被らずにいられるだろうけど、何故だか僕はどうしても被っちゃうんだ。男らしくないよね、僕─── 」


イングズ「……可愛いならいいじゃないか、それで」

アルクゥ「───え?」

イングズ「アルクゥ、お前は私には無いものを持っている。それはやはり、男子でありながら可愛らしさを維持しているという事だ。───私では、保てなかった」

アルクゥ「イングズ……」

イングズ「自信を持つといいアルクゥ。例えこのまま男らしくならずとも、我々はお前を見放したりはしない。───まして、ムキムキのアルクゥなど想像したくもないだろうレフィア、ルーネス?」

レフィア「まぁ、確かにねぇ……?」

ルーネス「そうかぁ? ───男なら、シックスパック目指そうぜ!」

レフィア「……やだっ、今の顔のままアルクゥとルーネスのマッチョ想像したら可笑しいわ! イングズはそんなに違和感ないけど、あんまりムキムキでも困るわね」

アルクゥ「うん……僕は男らしく在る前に、自分らしく在る事にするよ。ありがとう、イングズ!」

ルーネス「───おれはイングズよりムキムキマッチョになってやる!!」


イングズ「……ルーネス、お前は今のしなやかな体付きのままでいいんじゃないか?」

ルーネス「は? 何でだよっ」

レフィア「そうねぇ、身軽にひょいひょい動いてた方があんたには似合うわよ? シーフも極めた事だし、今は忍者だものねぇ」

ルーネス「ん〜、じゃあムキムキはイングズに任せて、おれは身軽なままでいるか!……けどそれ、男らしいか?」

レフィア「義賊としてやってけるんじゃない?」

ルーネス「おぉ、それいいな! で……、義賊って何だ?」

アルクゥ「お金持ちから金品を奪って、貧しい人達に分け与える人の事だよ」

ルーネス「あぁ、なるほど!……じゃあおれ、この旅終わったらサスーン城に忍び込んで、めぼしいモン奪ってやろっかな〜」

イングズ「ほう? ───私を前にしてよくそのような口がきけたものだな」

ルーネス「へへ、シーフと忍者で培ったおれの素早さに付いて来れるかよ。重い鎧に身を包んだナイトさま?」

イングズ「面白い………その時が来たら、必ず
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ