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勉強は駄目でも
第三章
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昌代は微笑んで次娘に答えた。
 だがそれと共にだ、彼女にこうも言うのだった。
「けれどまさかね」
「お姉ちゃんも八条学園だからね」
「高等部の特進科よ」
「あそこ偏差値凄いのよね」
「八条学園の中ではダントツよ。七十いっているわよ」
 その偏差値がというのだ。
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