第六章
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すけれどね。中学生相手に突きやったりして」
「だからどんな学校だったんだ!?御前の学校は」
二曹は真剣に怒っていた。許せないというのだ。
「そんな教師が何でいるんだ、おかしいじゃないか」
「やっぱりおかしいですか」
「異常だよ。そんな奴自衛隊でもいないよ」
「一発で警務ですか」
「警務隊はそういう奴を取り締まる為にあるんだ」
断言したのであった。これは事実である。どの組織にも不心得者はいる。自衛隊では警務隊がそうした人間を取り締まるのである。
「御前の学校の教育委員会は何をやってたんだ!?」
「さあ」
「何もしていなかったのか」
「だからそういう人間がのさばっていたんでしょうね」
「酷いところにいたんだな、御前も」
「ええ。自衛隊なんか比べ物にならない位酷い教師が一杯いる学校でしたね」
そういう学校もあるのが現実である。またそうした教師に限って自衛隊という組織をああだこうだと批判するのである。これは何故か共通するのだ。
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