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ファンタシースターオンライン2 the bluestory
第三話 幼なじみ同士のチーム
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ー!」
リリア「完敗ね…」
イグナス「はっ!情けねえな」
ヴェンセール「言えたことではありませんよ?イグナス」
イグナス「るっせぇ!!」
レイミ「ふふっ…みんな座りなさい、パーティー始めるわよ!」
こうして7人でジルベールの歓迎会が始まった
ヴェンセール「しかしジルはますます活躍していますね、流石『蒼穹の剣士』」
ジルベール「よせ、その通り名は俺には似合わん」
イグナス「何遠慮してんだ!?折角そう呼ばれたんだからよ、堂々と名乗りな!」
ヴェンセール「…イグナス、貴方は蒼穹の剣士の意味は知っていますか?」
イグナス「ぁあ?10年前にダーク・ファルス封印の際に三英雄と共に戦った伝説のアークスだろ?」
ラナ「え?そうなの?」
フィーリア「ラナ先輩!常識ですよ!」
リリア「一体授業何聞いてたのよ?」
とここでリリアがふと気付いた
リリア「ねぇ…まさか『蒼穹の剣士』って…」
ヴェンセール「ええ、ジルベールの通り名は『蒼穹の剣士』、所謂二代目と言うわけです」
「「「ええええええええええええええええ!!??Σ(Д゚;/)/」」」
これにはリリア、ラナ、フィーリアの三人はびっくり仰天であった
レイミ「あら?知らなかったの?ジル君、アークスでは結構有名よ」
イグナス「いや、ジルの奴が久々に会った時に通り名言わなかっただけだろ?」
ジルベール「通り名言って何の意味がある?」
ヴェンセール「まぁ、ジルの性分は通り名貰ってそれにすがるような質ではありませんね」
リリアは目を見開いて狼狽えた
リリア「うそ…ジルってそんなに強いの?」
ラナ「リリア?誰がジルっちに勝てるって?」
リリア「うう…勝てっこない…」
流石の気の強いリリアもジルベールの実力がわかり、足下にも及ばない事を痛感した
フィーリア「やっぱりジル先輩はすごいです!本当に…本当にすごいです!!」
フィーリアは憧れの目でジルベールを見ていた
しばらく歓迎会が続き、ジルベール達は久々のメンバーと共に笑い合い、語り合った
ジルベールも目一杯楽しみ、終始笑顔であった
そしてその店のカウンターに、一人の少女が仲間と笑い合ってるジルベールを見ていた
「あれが…ジルベール・ナハト……蒼穹の…剣士………」
その少女は微笑を浮かべ、呟いた
「楽しめそうね……最高の殺し合いになりそう……」
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