第五十五話 地上最大の希望と運命の咆哮
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がのけ反る。
かつて太一のアグモンが暗黒進化したスカルグレイモンと戦った時には僅かなダメージすら与えられなかったが、今のフレイドラモンは完全体とも渡り合える実力がある。
フレイドラモン[クローエクスプレス!!]
攻撃、防御をする時の一瞬だけオーバードライブを使う。
出来るだけエネルギーの消耗を抑えるために。
そうすれば長時間の戦闘を可能になった。
チビモンもブイドラモンに進化して、大輔とフェイトを守るように立つ。
フレイドラモン[こいつでとどめだ!!ナックルファイア!!]
スカルグレイモンに強烈な豪火球を喰らわせる。
フェイト「やったの!!?」
思わず言ってしまうが、この系統の言葉が出る時はかなりの確率で終わっていない。
スカルグレイモンが咆哮しながら襲い掛かる。
ブイドラモン[効いてない!!?]
大輔「いや、身体にダメージはあるんだろうけど、スカルグレイモンは闘争本能しか持たないデジモンだ。だから痛覚なんかないんだろうぜ…」
フレイドラモン[この…!!]
再び技を繰り出そうとするが、その前に紫色の息を吐き出す。
スカルグレイモンの得意技である相手を麻痺させるカースブレスだ。
まともに受けたフレイドラモンは身体が麻痺し、膝をついた。
その隙を逃さないように腕を勢いよく振るい、殴り飛ばす。
オーバードライブの強化をしていなかったフレイドラモンは吹き飛ばされてしまう。
ブイドラモン[ブイブレスアロー!!]
援護するように必殺技を繰り出すが、成熟期と完全体の力の差は大きく、スカルグレイモンにはまるで通用しない。
スカルグレイモンが必殺技のグラウンドゼロを喰らわせようとする。
あれが放たれればここら一帯は焦土と化し、何も残らないだろう。
大輔やフェイト、チビモンも死んでしまう。
フレイドラモン[負けてたまるか…!!]
大輔「諦めてたまるか…!!」
フレイドラモン[絶対に負けてたまるかーーーーっ!!!!]
その時である。
D-ターミナルから凄まじい輝きが放たれたのは。
D-ターミナルのディスプレイに映るのは、希望、運命、奇跡のデジメンタル。
大輔「デジメンタルアップ!!」
ブイモン[ブイモンアーマー進化!運命の咆哮!ゴールドブイドラモン!!]
勇気のデジメンタルを解除して、ゴールドブイドラモンにアーマー進化する。
フレイドラモンとライドラモンのオーバードライブを超える程の力を久しぶりに感じる。
ゴールドブイドラモン[さてと…ショータイムだ。大輔、フェイト。俺がこの骨を壊すのをとくとご覧あれってね]
スカルグレイモンの腕がゴールドブイドラモンに迫る。
ゴールドブイドラモン[どおりゃあああああ!!!!]
ゴールドブイドラモンの拳とスカルグレイモンの拳が激突するが、砕けたのはスカルグレイモンの腕。
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