第五十五話 地上最大の希望と運命の咆哮
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ェイトは苦笑する。
フェイト「ところで大輔はなにしてるの?」
大輔「デジタルワールドの復興作業。俺は今からここから一番遠い湖の地帯に行く。お前も来るか?」
フェイト「え?いいの」
大輔「ああ。人手も欲しいし…何より…」
大輔がチラリと見るのは、デロデロモードのブイモン。
大輔「あいつがチビモンを離さないだろうからな」
その言葉に全員が思わず納得してしまった。
大輔「ブイモン、チビモン。行くぞー」
フェイト「一緒に行くよチビモン」
ブイモン、チビモン[[はーい]]
大輔とフェイトは湖地帯。
ゴツモン達がいる山岳地帯にはタケル。
ガジモン達が配給を受けている都市には伊織。
ゲコモンとオタマモンがいる田園地帯にはヒカリ。
海岸地帯は京に決まった。
大輔「はあ…疲れた」
ブイモン[やっぱり無理してたんだ。今の大輔、あいつら嫌いだもんな]
嫌いな奴と行動を共にするのはかなり疲れるだろう。
肉体的より精神的に。
チビモン[だいしゅけお兄ちゃん。元気だして。私達も一緒に頑張るから]
フェイト「うん。私も手伝うから…ね?」
大輔「ああ…じゃあやるか」
大輔とフェイトは作業を開始する。
ブイモンとチビモンも。
しばらくしてブイモンは飛行能力を持つガーゴモンにアーマー進化して、資材を持って来てくれた。
チビモン[いいなあ、お兄ちゃん。私も空を飛べるようになりたい]
ブイモン[うーん。ヒカリからデジメンタルをぶん取るか…?]
大輔「止めとけ、どっかの誰かがうるさいからな。」
ブイモン[そりゃそうだ]
作業を続けると、近くの洞窟から悲鳴が聞こえた。
洞窟に近づくとガジモン達が逃げ出し、中から…。
大輔、フェイト「「!!?」」
チビモン[ス、スカルグレイモン!!?]
ブイモン[おい、何でスカルグレイモンがここにいるんだよ!!?]
[そ、その…洞窟の中で、大きな骨を見つけて、興味本位で組み立てたらスカルグレイモンの骨だったんだ!!]
ブイモン[阿呆!!]
大輔「俺達って本っ当にスカルグレイモンと縁があるよな…」
最早諦めきった表情を浮かべる大輔にフェイトは苦笑するしかない。
大輔「デジメンタルアップ!!」
ブイモン[ブイモンアーマー進化!燃え上がる勇気!フレイドラモン!!]
スカルグレイモンが尾による一撃を繰り出すが、フレイドラモンはオーバードライブを使い、両手で受け止める。
フレイドラモン[そらあ!!]
勢いよく跳躍し、蹴り上げる。
蹴りを受けたスカルグレイモン
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