6部分:第六章
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れで御願いします」
「よし。ではそう国防省に上奏しておく」
「御願いします」
「それでな。では下がってくれ」
「はい」
最後に敬礼をして部屋を後にするマトリョーシカだった。彼女が退室してから上官は。一人になったのを確認してから苦い顔で呟くのだった。
「心はないのだな」
こう呟くのだった。
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