暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ユナイティング:雷帝と闇の光
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の握るバイエティモジュールを狙う。
しかし、黒い物がそれを遮り、消し飛ばす。
そしてーーー
「……有り得ない……」
アリスがうめいた。そして俺は。
「アドミニストレータ……貴様ァアアアアアッ!!」
「うふふ……ふふ、ふふふ。これこそ私の求めた力。永遠に戦い続ける、純粋なる攻撃力。名前は……そうね、<ソードゴーレム>……そして<闇の光>とでもしておきましょうか」
そこにいたのは、剣の自動人形と、闇で構築された<俺>だった。
「闇の……ライト」
「……アドミニストレータ、何処までも貴様はぁああああっ!!」
ドンッ!と床を蹴り剣を出す。
しかし、すぐに闇が動き、剣を受け止める。
「無駄よ、それ、ソードゴーレムより遥かに強いから」
アドミニストレータが言うと、剣を浮かされ、蹴り飛ばされた。
「グハッ!」
蹴り飛ばされた俺は壁に激突する。
「ライト!」
「来るな……キリト」
俺は言うと、キリトはアリスと共にソードゴーレムに立ち向かう。
しかし、それは物の数秒で決着が着いてしまった。
「ふふっ……終わりね、イレギュラーユニットの坊や達?」
「……終わらせねぇ!」
雷を飛ばし、剣を持ち上げる。
「彼奴と……あの地で……ソードアート・オンラインで約束したんだ……」
俺はその時の記憶を思い出す。

ーーーお前、いつ死んでも可笑しくない戦い方をするな。
ーーー俺なんて死んでも別に平気な人間だよ。
ーーーなら、その人間を俺が守ってやる。契約だ、俺と共に生きるための道を歩め。テメェの罪は生きて精算しろ。
ーーーダーク、俺には……
ーーー無理とは言わせねぇ。コレは俺とテメェの契約だ。忘れんな、生きながら救える命をテメェの手で救え。

「約束したんだ……絶対に……」
髪が緑色の様な蒼い髪に変わり、目が翡翠色に変わる。
「誰も死なない……誰も殺させない……俺の手が届く限り、何度でも立ち上がってやる!」
ジンオウガで言う超帯電それを凌駕しつつある電力をライトは自らの力だけで生み出した。
「コレは……」
「砕け……散れぇええええ!!」
回転しながら、影に突進する。
二刀流突進技<ダブルサーキュラー>。
『グッ、ガッ!?』
闇は横から切断され、消え去る。
そこに、ソードゴーレムが現れる。
『Gaaaaaaaaaaaaaas!!!』
悲鳴じみた叫び声を上げーーーー
キンッ!
ソードゴーレムの右剣が砕け散った。
「何っ!?」
「……ハッ!!」
そして、左剣をVの字の様に切り裂く。
片手剣剣技<バーチカル・アーク>。
『Geeeeeeyaaaaaaaaa!!!』
「テメェの声、うるせぇよ」
そして、稲妻を落とす。
二回、三回、四回。
無数の雷撃がソードゴーレムを襲い、剣を砕け散らせる。

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