暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
0874話
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期決戦仕様に近い。
 それを思えば、ここまで保ったのが寧ろ驚きだろうな。

「BETAの数が減ってきたのなら丁度いいか。じゃあ修羅達はニヴルヘイムの方に収容して休ませてやってくれ。ただし、アリオンにきちんと纏めるように言うのは忘れるなよ」
『分かったわ。確かに今ぐらいのBETAの数なら、地上に残っている私達の戦力でどうにでもなるだろうし。それに修羅神を壊す訳にもいかないしね』
「ちなみに、修羅神の被害は?」
『大破が1機、中破が1機ってところね。小破に関しては近接戦闘が多いだけに、かなりあるけど』
「まぁ、そんなもんか」

 あるいは、シロガネやニヴルヘイムがいなければ数倍、数十倍と被害が増していたかもしれない。だが、BETAの中でも最も厄介な光線級と重光線級は、その性質上どうしても空を飛ぶオーパーツとも呼べるその2隻に集中していたのだろう。
 ……機動要塞のニヴルヘイムの数え方が隻でいいのかどうかは微妙だが。
 光線級や重光線級のレーザーはぶっちゃけ低威力だ。戦術機やガン・ルゥとかになら効果はあるだろうが、烈級修羅神に効果があるかどうかと言えば疑問だ。
 だが、それはあくまでも光線級や重光線級が1匹の場合でしかない。
 これが、もし数十匹から集中攻撃されれば……轟級修羅神ならともかく、烈級修羅神ではさすがに耐えられないだろう。
 ……まぁ、数十、数百、数千の光線級や重光線級がレーザーを放ってもシロガネやニヴルヘイムが展開している幾重ものバリアを突破するのはまず無理だというのも事実なんだが。

「そっちの状況は分かった。BETAの数が減ってきたのなら、内部で他の連中も大暴れしているんだろうな」

 幹部達だけでは無い。メギロート、イルメヤ、シャドウも無数にハイヴに入り込んではBETAを駆除している事だろう。

『ええ、じゃあそっちも気をつけてね』

 通信が切れ、そのまま遭遇したBETAを駆逐しながら進み続け……やがて、俺達はその場所へと辿り着く。
 これまでのホールとは比べものにならない程の大きさを持つ空間、中にいる無数のBETA、その奥にある100mを超える大きさの存在。
 即ち、メインホールと反応炉のある場所へと。
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