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出会い
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「ユキ君、できればスクランブルエッグのレシピを教えてくれないかな?」

「あ、はい。いいですよ」

ユキがキッチンへと向かおうとした、その時。

ガシャンという音が、近くで響いた。

全員が警戒しつつ立ち上がる。

ユキが先にその場所へと行った。

そこに、いたのは――――――――。

「あっ、ライトさん!?」

狩人、雷獣とも呼ばれ、現在は《雷帝》と呼ばれている男。

しかし、ユキは彼に違和感を感じていた。

彼は別世界の人間だし、何より《雷帝》の気配を感じない。

では・・・彼は何者だ?

ユキがそう思った時、ライトの目が覚める。

「―――――っショッカー!?」

彼は立ち上がると、変身した。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!』

『フレイム ドラゴン プリーズ』

その姿は魔法使い。仮面ライダーウィザードそのものだった。

まさか――――――まさか、そんな馬鹿な。

「彼も僕と同じ能力を!?」

そう言った瞬間、ウィザーソードガンを取り出したウィザードはユキに襲い掛かる。

「―――――っ、魂共鳴!!」

一号と二号、V3との共鳴を発動、後ろの壁をライダーパンチで壊すと同時に、ウィザーソードガンを受け止める。

そこへ、本郷たちが駆けつける。

「ユキ君!?それに彼は・・・!?」

「僕に任せてください!!」

そのままトレーニング室になだれ込み、戦闘になる。

「ライトさんなんでしょ!?何であなたがその能力を持ってるんですか!?」

「ウ、ルサ、イ・・・ッ!!」

・・・正気じゃない!?

「力技しかないか・・・!!」

ウィザードライバーを取出し、一つのリングを取り出す。

『ガルゥゥゥゥゥダ!!フレイム!!プリーズ』

巨大なプラモンスター、ガルーダが出現し、フレイムスタイルと『融合』する。

「ドラゴンにぃ・・・・」

「プラモンスターが強いってことぉ・・・!!」

「見せてやる!!」

ユキはドラゴンが嫌いだ。一番の原因はブラックウィザードラゴンなのだが・・・。

リングを再びかざす。

『フレイム!!エヴォリューション・・・バーニング!!』

爆炎がドラゴンスタイルを包み込む。

「グゴガぁあああああ!?」

『チョーイイネ!!ガルゥゥゥゥダ!!キックストライク!!』

炎がユキの足に鳥の鉤爪を形作る。

『待てぇい!!お前、こいつを殺す気か!?』

「出ましたね・・・ドラゴン!!」

『待て待て待て・・・殺す気か、お前は!?』

「キサマだけぶっ殺してやるぅぅぅぅぅぅ!!!!」

『お前が正気失ってるだろう!?』

「おう、そこまでだ。ア
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