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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は6
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れてる海賊を潰して来たとしても


さすがに今回は負ける。


しかも相手は王下七武海の一角であるクロコダイル


あの男には麦わらの攻撃は何一つ聞かない。


砂はすぐに再生する


しかもここは砂漠


クロコダイルにとっては最高の場所


ルフィ「ちゃんと送り届けろよォォ!ちゃんと!


ビビを家(ウチ)まで!ちゃんと!!」


……なんでジジイが、


復讐の手伝いをしろと言ったのかは今でも分からない


他にも考えてる事があるってのは分かってる


よりにもよってどうしてアラバスタを、


王女ネフェルタリ・ビビを選んだのかが分からない


私に、何を見せようとしてるの


ゾロ「行けチョッパー!このままアルバーナへ!!」


――ふたたび蟹がアルバーナに向かって走り出した


ゾロ「おい、お前」


さっきまではビビに何かを言っていた剣士が立ち上がり、


私の方へ身体を向けると睨んだのが分かった


ゾロ「お前、何者だ」


リオ「…」


腕を組んだままチラッと剣士を見ると


クロコダイルに目を戻した


ゾロ「答えろ」


リオ「私に、刃を向けるつもり?」


静かに目を閉じて小さな溜息をつくと


もう一度目を開けると向けられている剣の先を睨んだ


ゾロ「場合によってはな」


サンジ「おいクソマリモ!テメェ!レディにそんなもん向けてんじゃねえよ!!」


ゾロ「自分の正体を明かせばこんな事はしなくて済む」


サンジ「止めろ!!」


船長がいなくなったかと思いきや


今度は船員同士で喧嘩、か


ゾロ「お前は只者じゃねえな」


ナミ「ちょっとゾロ!止めなさいよ!」


ゾロ「お前らは黙ってろ、


仮にコイツが敵の仲間だったらどうする!」


普通の人でもそうじゃない人でも


大抵は誰もがそう考えるであろう事を言われて


思わず吹くと剣士が睨んだ


ゾロ「…何が可笑しい」


リオ「誰でもそう考えるんだ〜って思って」


ゾロ「は?」


リオ「一つ言わせて貰うけど、


もしも私がクロコダイルの仲間だとするでしょ?


もしも"仲間"だったらあの男の邪魔はしないと思うんだ」


ニコっと微笑んで後ろで手を組み、


座り込んでいるビビを見下ろした


リオ「あの男の仲間じゃないからビビを助けたってことも考えられるんじゃない?」


ナミ「そ、そうよ!」


ゾロ「ならスモーカーはどうだ。」


リオ「?」


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