恐怖に対する恐怖
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てから応えたマダラ
パルコは、コンに記憶を思い出してほしくない?
イタチは記憶を思い出せと言ったらしいが、思い出すことによって何かが変わるのか?
「さて、安心できたところで、本来の仕事に取り掛からせてもらおうか
影分身の術」
おいおい、影分身使えたのか
まぁ、力量的には使えて当然か
分身のマダラがソラの元へ真っ直ぐ駆けてくる
本体は瞬身の術で消え去った
どこから来るものかと周囲を見渡しつつ、蜂に分身を相手取らせる
コンが小さく叫ぶ
「シュロ!」
眼前に現れるマダラにすかさず術を、一筋のカマイタチを発生させて切りつけた
「風遁・風切りの術!
????下から!?」
斬りつけたつもりだったんだが、土の下から現れたマダラに蹴りつけられる
眼前に現れたのは、どうやらただの分身だったようだ
オレを蹴りつけた態勢で突如固まったマダラに、コンが襲いかかる
「木の葉旋風!」
やはり蹴りはすり抜けられ、そのまま捕まらないよう離脱
本当にどうやったらダメージを与えられるんだよ
「!
・・・体が急に重くなった・・・蟲か・・・?」
軽く体を触って確認するマダラ
「残念、幻術だ
・・・油女一族が蟲だけだと思うなよ」
・・・マダラ、正解! 本当は蟲なんだ!
ごめんなさい悔しいから嘘つきました!
前回使う間もなく死んでいったこの術、本当に・・・マダラに効いて良かったぜ
限りなく幻術に近付けたこの幻蟲の術・・・あっさり蟲だと見破られるとは悲しい
しかし、アイツのすり抜けのタイミングが分からない
無意識の時はすり抜けられないのか?
蟲たちのフェロモンによる嗅覚への攻撃は、回避しようがなかったのだろうか
この術が効いたということは、こいつがマダラ本体
影分身は蟲の大群に阻まれ、ソラに近付けていない
ダメージを与えることができない相手に、どう対応すればいいのか
影分身が消え、マダラが懐から何やら色紙を取り出した
・・・?
あれは三日月型じゃないけど、葬儀の時に使った紙か・・・?
「ふむ・・・手荒な真似はしたくなかったが、仕方がない・・・
・・・解!」
「!! ア゛ァァァァァァァァッ!?」
印を組み、紙をソラに投げつける
咄嗟に紙を掴んで止めたが、気絶していたソラが目を見開き絶叫する
この紙はただのフェイク?!
ソラの体から赤黒い邪悪なチャクラが湧きでてくる
コンが血相変えて、ソラを介抱しようと試みるも、チャクラに阻まれ身動きが取れない
一体何事
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