尾の槍、槍の雨、氷の礫
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「うがぁあああ!目がぁあああ!!」
ルーグがゼツからリオンに目を向けると、リオンが地面で悶えていた。
「目を塞いで無かったんですか!?と言うか事前に説明しましたよね!?」
「村雲のせいだ!!彼奴が俺とシノンの奴を書いてくれないから!!」
あー、うん、リオン。作者も人だからな?人にも現実と言う世界があるんだぞ?
「それを言うなら未だに実現してない過去ライトとの共闘すら俺は叶って無いんだぞ!?」
うん、観客席にいるそこの彼女に腰を持たれてる奴、ちぃとばかし彼女と共に異空間消えろ。(パチン
さて、実況に戻ろうか。
「済まん……」
「しっかりしてくださいよ……」
ルーグに目を回復させて貰うと、リオンはすぐに謝る。
途端、二人に向けて氷の槍が放たれた。
「危ない!」
ルーグの調合槍で弾くと、その先に居るクロウが言う。
「目眩ましは俺に効かない!凍れぇ!!」
「だが断る!」
リオンはそう叫ぶと、<奪命槍投擲>を放ってクロウを狙うが、氷の壁に阻まれる。
「ならば、ネタカ発動!」
リオンがそう叫ぶと、大量の人形が槍を持って現れた。
「槍符「キューティ大千槍」!」
成る程、大戦争と大千槍を掛けているのか。
人形達は前進しながら槍で連続突きを放ってクロウの氷の障壁を壊しにかかる。
まぁ、事実上ネタカは終わりだが。と、思ったとき。
「ルーグ!」
「任せてください!」
ルーグがリオンのネタカを取ると、何やら色々と調合し始め、それが終わると、ネタカが復活していた。
『ええええええええええっ!?』
観客席にいる全員が叫んだ。……ヤバい、彼奴に素材をあげたやつが目に浮かんで頭痛が病まない。
「これぞ秘技、ネタカ生成です!」
『チート過ぎるにも程が在るだろう!?』
断言する。神様もやらないようなことを平気でやるのは本気でチート。
「人形風情が……凍れ!!」
クロウが障壁を突き破った人形達を凍らせると。
「ようやく目が戻ったぜぇええええ!!」
燃える火竜が翼を羽ばたかせて復活した。……比喩に在らず。事実だ。
「リオンさん!」
「ネタカ二回目!食らっとけ「ジヤック・ザ・リッパー」!!」
ジヤック・ザ・リッパー、切り裂きジャック。
1900年代にロンドンを震撼させた切り裂き魔の名前だ。……東方のスペカって本当に興味深い。
「食らうか!ラグナロク!!」
リオンが放った複数のナイフを事実上摂氏10億度(越えてれば良いな)の火力がナイフを溶かす。
因みに補足だが、摂氏500億度で天地開闢に等しい力、ガンマ線バーストまたの名を極超新星爆発になる。
但し、リペレイト・ゼウスのダークはクーロン力ーーー即ち惑星中心核……鉄原子の核だがーーー原子が引き合う「核力」に反発する「クーロン
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