暁 〜小説投稿サイト〜
【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は5
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
スモ「裏切ったわけじゃねェ」
煙を大きく吸い込んだスモーカーがそう呟くと
大きく煙を吐いた
違うところに向けていた目をスモーカーに戻すと
自嘲するような薄笑いを浮かべた
リオ「もういい」
もういい、これ以上誰かを攻めるのは止めたはず。
……ううん違う。
これ以上"敵ではない"人を攻めるのを止めた、
この言い方の方があってるのかもしれない
私の敵は世界政府、海軍なんだから。
「ドルドルボ〜ル―――解除」
一匹のバナナワニの身体の中から白い玉のようなものが出て来たかと思ったら
私とスモーカー、コック以外の全員が驚きの声を上げた
……良かった。
さっきの話、剣士以外は聞いてなかったみたい
剣士だったらなんとか話を誤魔化せるけど
勘の良さそうなナミとかだったら
困ってたのかもね。
ゾロ「おいアイツ…!」
ルフィ「サンだ!3!」
どうやら麦わら海賊団プラスビビのお知り合いであるらしい
「サン」と呼ばれた男は
水を飲むと本当に生き返ったような顔をして何かをブツブツ呟いていた
サン「ギャアアアアア!!!!!!お前らはあああああ!!!??」
何故か鍵を持ったままの男が檻の方を見ると
思い切り目を飛び出していた
…いやさっき剣士も麦わらもビビも男に何か言ってた訳だし
ここには自分以外に人がいるって分かってたんじゃないかな。
………いやでもあれだけの反応をするって事は
本当に今知ったようね
サンジ「大人しくその鍵をこっちに渡せ」
サン「とォォォォやァァァァァ」
大抵の人間は私でさえも思うほどに
敵だと思った相手にはそうやすやすとモノを渡すという事はしたくないらしく
男が三匹のバナナワニがいるとこに向かって思い切り鍵を投げると
コックの顔が怒りに変わった
アイツ(Mr.3)の気持ちは分からなくもないよ?
私だったら嫌な相手には絶対同じことしてたよ。
けどそれは時間が有り余る程ある時だけで、
こういう切羽詰まった状況の時はやらない方がいいと
私も身をもって学んだ。
とくにね、いつもは静かな相手に物を隠したり遠くに投げたりってすると
本気で雷が降り落ちそうになった事があるからね。
それから私は二度と、その人にだけはバカな事はしていない。←
サンジ「やるもんだな蝋燭人間」
コックが男をブッ飛ばすと
空いた檻から真っ先に出て来
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ