暁 〜小説投稿サイト〜
戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第十一話 南雲大尉!!本人は水雷出身だった!!その十
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「己を磨け、いいな」
「はい、わかりました」
「それじゃあ」
 尚智と尚武の二人で言ってだ、そのうえで。
 悪田部に対してもだ、毅然として返した。
「それじゃあですね」
「俺達はまた出撃して、ですね」
「ボーナスで井川遥さんの写真集、DVDを買う為にも」
「勝たないといけないですね」
「そういうことだ、ではだ」
「はい、出撃します」
「敵の果し合い状が来れば」
 そう話してだ、そのうえで。
 二人は時を待った、日帝衆が勝負を挑んで来るその時を。そしてそれは次の日に早速二人のところに来た。
 二人が悪田部と話したその日にだ、丁渡だった。
 西郷は海軍衆の東郷、山本と大阪城の天守閣の最上階で話していた。その中で。
 彼は二人にだ、こう言った。
「よい景色でごわすな」
「はい、実に」
「大阪城から見る景色は素晴らしいです」
「ここから大阪市全体が見渡せますし」
「素晴らしいものがあります」
「そうでごわすな、海も見えそうでごわす」
 こうも言った彼だった。
「素晴らしいものでごわす、ただ」
「この景色をよいものにする為に」
「まさにその為に」
「ジャスティスカイザーを倒すでごわす」
 是非にと言う西郷だった。
「我々はそうするでごわす」
「それではですね」
「我々から一人出します」
「南雲大尉でごわしたな」
 西郷は山本と東郷にこう返した。
「そうでごわすな」
「はい、彼に出陣してもらいます」
「今度は」
「南雲大尉もまた勇者でごわす」
 西郷は彼のことを感慨を込めて述べた。
「しかも文人でもあるでごわすな」
「特に華道はです」
「素晴らしいものがあります」
「ですから今度はです」
「華道で勝負を挑みます」
「最近文化系の勝負が続いているでごわすな」
 西郷は物語の核心の一つを指摘した。
「どういう訳か」
「はい、作者がこれだと思うものを適当に出しているのです」
「スポーツにこだわらずに」
「尚野球やサッカーも出る予定とのことです」
「西洋の競技も」
「節操がないでごわすな」
 節操を保っていて書けない作品もある、それがこの作品だ。
「全く以て」
「何しろ女性の好みは十四歳から四十八歳までと言う御仁ですから」
「職業、人種、思想信条問わずですし」
「節操はないかと」
「本人はプラシド=ドミンゴのレパートリー並の守備範囲の広さと言っていますが」
「ドミンゴさんに失礼でごわすな」
 首を傾げさせてだ、西郷は二人に応えた。
「その言葉は」
「はい、そう思います」
「全く以て」
 二人も西郷のその言葉に同意する。
「それは只の女好きです」
「まさに無節操です」
「守備範囲が広いのではありません」
「誰でもいいだけです」
「全くでごわす、と
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ