第七章
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「それが戦争ですね」
「つまりは」
「そうだ。けれど水車は」
その十字になった羽根を見てだ。また述べたのだった。
「こうして私達を鎮魂してくれる」
「その因果な俺達をですね」
「そういうことですか」
「そのことは。感謝するしかないな」
こう話してだ。その荒れ果ててしまった水車達を見るのだった。水車達は何も言わない。だがそこにはだ。無言の言葉があるのだった。
水車の側で 完
2011・2・4
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