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ジョジョは奇妙な英雄
『悪霊使い』の少年そのB
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めない限り助け出すことができないのだ。そのときまで千城を誤解していた一誠だったが、以降はクラスで浮いている千城と積極的に関わろうと思った。エロいかもしれないが、気の良い友人を紹介して家でのビデオ鑑賞会での反応がやけに白々しかったのは記憶に新しい。

「………早く行くか」

***

? ?幸せそうな腐れ縁とユマちゃん、夢美ちゃんとイチャイチャしているのを見たときに既にこのチェザーレ・A・ツェペリは弟分だと思っていたJOJOが『男の世界』に足を踏み入れていたことに気づいた。JOJOのことだから、とあまり気にしていなかったが矢張り奴は鈍い。急用を思い出した、とユマちゃんが夢美ちゃんに関係性を問いただす修羅場をJOJOを置いてはじめようとしていたのでオレは逃げ出した。このオレの反応にJOJOがキレてオレに対し、波紋疾走ならぬ『回転』を加えた鉄球の攻撃を行ったのでオレは回避せざるを得なかった。なにすんだテメェ!このスカタン!と言おうものなら、ヤツはキレるだろう。
? ?このチェザーレにはお見通しなのさ。
? ?まぁ、オレ以外に仲が良い友達ができて嬉しい限りだが、あの幼馴染み以外目に入らないという精神は如何なものかと思う。夢美ちゃんはまだ分からないが、JOJOの親父と重ねてJOJOを見ているユマちゃんはわからん。どこに転ぶのかもだ。確かJOJOの親父はコスプレした綺麗なオネーサンの部下だったとのことらしいが、真実は如何に。
? ?で、気遣いのできるチェザーレは現在は門限まで外を徘徊しているのである。一年下、つまり三年生であるオレの一つ下の二年生の村山ちゃんとかと遊んだりしてオレは貴重な学生生活の青春を謳歌しているのだッ!勉強はしなくていいのか、だと?皆まで言うな、受験から逃避したいのだよ。

「イッセー、私………」
「う、うん………」

? ?おやおや、JOJOの友人のイッセーとやらじゃないか。三匹のエロの構成員である彼に彼女とはなかなかやるな、そしてイッセーくんの彼女の身長高いな。で、デカイ。何がかって?察しろよ、なぁ?
? ?んで、そのやけにボディラインを強調する服装はまるで狙ったかのように見えるが、気の利くチェザーレは自販機で炭酸でも買いながら見ていましょう。

「頼みがあるんだけど………」
「お、おう!なんでもいえよ!」

? うん?今なんでもーーこれ以上はよそう、好き嫌いが激しいネタだからな、この辺の分別ができてこその男の中の男。ナイスガイの嗜みだ。さぁ、少年!勝負服に身をまとい、色気あるシーンだがお前はどうするんじゃい!

「死んでくれない?」

? ………ん、んんん?雲行きが怪しくなってきたぞ、聞き間違いでは………なさそうだな。あのイッセーくんの彼女とやらも目がガチだし、イッセーくんは動きが止まっちまってる
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