Data03:ティア=T=カトレーン
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空
「それからというもの、妹にあらゆる設定を見せる事はやめた。勝手に見られてるかもしれないけど」
ティア
「どういう事よ」
緋色の空
「ほら、私アイデアノートその辺に置いておくから。今だって5冊くらいテーブルの上に置いてあるよ」
ティア
「片付けなさいよ……で?アンタの悩みってのは何なの?」
緋色の空
「兄妹設定つけると、必ず兄か弟がシスコンになる」
ティア
「何だ、私全く関係ないじゃないの。責任転嫁甚だしいわね」
緋色の空
「いや絶対アンタの兄弟が原因だからね!?それ以外の原因解んないよ!?」
【ティア=T=カトレーンが生まれるまで】
緋色の空
「これを語るにはEMTの根源を語らねばならぬ。些か長くなるがそれでも聞くか?」
ティア
「面倒な口調はいいからさっさと言いなさい」
緋色の空
「はい。だけどね、これを話すとホントに長いから。その辺了承ください」
ティア
「呆れたらすっ飛ばしていいわ」
緋色の空
「……まあいいか。えっと、まずEMTは“1つの属性で強い子を書きたい”って思ったのがキッカケです。因みに性別は女で決定でした。当時は男キャラ書くの苦手だったので」
ティア
「今じゃパッと思いつくのが男なのにね」
緋色の空
「よく考えたらリメイク前の百鬼憑乱とか男ばっかりだったんだけどね…とにかく、まずは属性を考えた訳」
ティア
「その結果水に落ち着いた、と」
緋色の空
「最初はインパクト強い炎とか見た目派手な雷とかがいいかと思ったんだけど、炎はナツと被るし雷は魔法が思いつかなかったから両方ボツ。で、とにかく強いのが絶対条件だったから、なんとなく“見た目が派手で強そうに見えるヤツ”を探してたね、あの頃」
ティア
「いくら見た目がよくても、強さは術者の問題よ。簡単で低級な魔法でも術者が強ければ強いし、どんなに強い魔法でも術者がクズなら魔法もクズにしかならないわ」
緋色の空
「はい、すいません…話を戻すよ。いろいろ考えたけど何にも思いつかなかった私は、そこでふと考えた。そういや水の魔法使うキャラって少なくない?と……!」
ティア
「なるほど。いつもみたいに馬鹿デカい独り言呟いた訳ね」
緋色の空
「思った事を口に出す正直さが私の長所だからね!……で、そっから使用魔法の名称を決める事になったんだけど、これが大変でねー…」
ティア
「いろいろ考えてるじゃない。大海とか…“大海”は共通みたいだけど」
緋色の空
「それ以外思いつかなくてさ。他にもいろいろルビ振ってみたけどしっくりこなくて、どうすっかなーってなった時に、ふと浮かんだのがアクエリアスだった訳」
ティア
「
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