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新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
1巻
剣と神器×ラースとの契約
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「別に心配する事はないだろうに、今回の事やまた何かあったとしても簡単に解決してくれるって。何しろ全てを創った今代創造神様だからな、そんなに心配はしてないぜ。何たって俺とお前との関係もだが直に分かってくるだろうし、お前の眼の届く場所に行かせたようなもんだからな。ま、父親は俺じゃなくて一真様だし、電話切った後はちゃんと報告するさ」

魔界で活動中の迅はまだしばらくかかりそうな様子であった。

「やはり『彼女』とは連絡が取れなかった。あのウィルベルトが死んだんだ。いざという時に落ち合う場所にも来なかったから、心配していたんだが・・・・恐らく今の魔王に変わった所為だろう。狙われないように身を隠したんだと思うしな・・・・俺の方も、こっちで深く潜ってみるつもりさ。ここに来る前に一真様から神の加護を貰っているからな、澪の件もあるだろうしこっちでの仕事も意外と多そうだ。電話切ったらちゃんと定時報告として一真様にメールで送るつもりだからな」

そして電話を切った後に、一真が護衛者を近くに置いたお陰で電話している間邪魔者である魔族を抹殺した。迅が一真にメールで送ったら歩き出したので、護衛者が一歩後ろから付いて来る。その顔は半分戦闘狂ではあるが、護衛の者のお陰で余計な事をしないで済んだ。一方人間界では一人の槍使いが魔族を倒していた。

「なぜ・・・・貴様らがこんなところに」

最後に言う言葉がそれだったので、槍に宿る白虎に喰われて死んだ魔族だったが後ろには小柄な娘がいたのだった。

「魔王の娘・・・・成瀬澪に謎の剣術使いか。どういう奴なのかは不明だが、柚希と慣れ親しんでいるというのも聞いてないな。もしあの刃更に関係する人物なら、柚希一人に任せておく訳にはいかんな。勇者の一族の名にかけて、俺達で早急に『処理』する。必要なら謎の兄妹もだ」

と何か知らないキャラが出てきたがこれは、原作にあったモノではないな。それに風の精霊から聞いた情報によると、二人とも勇者の一族のようだしもしかして柚希の妹である野中胡桃と槍使いの早瀬高志という者かもしれんな。まあこっちとしてはまだバレてないので問題なく動けるが、コイツらが俺の正体を聞いたらどんな反応するか楽しみだぜ。あとはグレンデル達がはぐれ悪魔を喰ってもまずいと言うから、俺らがいた世界にいた悪魔または人間の味を凝縮したもんでも開発しようと思った俺であった。
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