第2話 餌食
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今頃、きっと悔し涙で泣き濡れてい――」
「アーーチャァーーーっ!」
凛は、アーチャーが言い終わるのを待たなかった。そして、その銀髪オールバックの脳天に枕の一撃をお見舞いする。さらに一撃、もう一撃、そして果てには……枕のさらなるもう一撃を続けざまに喰らわせていった。
アーチャーが気障な表情を浮かべて平然としているのを良いことに、凛は枕撃を止めなかった。殴れば殴るほど、愉しくなってきていた。彼女の胸の裡で、感じたこともない情動が蠢きをはじめている。
ちなみに、魔力は一応、回復していた。
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