旧校舎のディアボロス
一章
第八話 みんな救います
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に斬り込みレイナーレの両手の中指を斬り落とし、身体の数カ所から鮮血が飛んだ。
「取り戻したからなアーシア…」
悟志は斬り落とした指から聖母の微笑みを向き取りをしっかりと握りしめた。
〜sid悟志〜
緊張の糸が切れると足元がふらつき鎧が解けた。するとすかさず木場が支えてくれた。
「お疲れ」
「おせえよ。というか無事だったんだな、心配して損したぜ」
「まあね、部長に言われたんだよ君の邪魔をするなってね」
後ろを振り向くと部長が居た。
「そうよ、貴方なら倒せると信じていたもの。用事が終わったからここの地下にジャンプしてきたの、そしたら優斗と小猫が大勢の神父と大立ち回りをしてるじゃない」
「部長のおかげで助かりました」
「流石、紅髪の滅殺姫っすね」
部長はそのまま歩いてレイナーレの下は向かった。
「初めまして堕天使レイナーレ。私はリアス・グレモリー、グレモリー家次期当主よ」
「グレモリー家の娘か?」
「どうぞお見知り置きを、短い間でしょうけど。それから」
そう言って部長は三枚の黒い羽根を手から出した。
「訪ねて来た貴女のお友達は私が消し飛ばしておいたわ」
多分今頃その三人のお友達の羽は朱乃さんが片付けてんだろうな…
「グレモリー家の娘がよくも…」
「前に悟志がドーナシークに襲われた時に複数の堕天使がこの町に居ることは分かってはいたけど私たちに累を起こさないのなら目を瞑ってようかと思ってたんだけど」
「部長俺なんかの為にありがとうございます」
俺が軽く頭話下げると部長は俺の神器を見て納得してくれた。
「まあそう言うことっす」
「分かったわ。レイナーレ、この子光瀬悟志の神器はただの竜の手ではないわ。10秒ごとに力を倍加させ一時的に魔王や神すらも超えると言われている13種の滅神具と呼ばれている一つ、赤龍帝の籠手「ブーステッド・ギア」よ」
部長の言葉にレイナーレは何も言えなかった。ただ悔しそうに下を俯くだけだった。
「まあどんなに強力でもパワーアップには時間が掛かるから万能ではないわ。元々の力量差と相手の油断で勝てた様な物よ。消えてもらうわ堕天使さん」
「サトシ君」
その声は少し懐かしい天野夕麻の声だった。
「助けて、お願い助けてサトシ君。あんなこと言っちゃたけど堕天使としての役目の為に仕方がなかったの。それに、コカビエルに家族も人質に取られてそれでそれで…」
「まずは元の姿に戻れ、話はそれからだ」
俺がそう言うと天野夕麻の姿からレイナーレの姿に戻った。
「部長お願いが一つ
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