暁 〜小説投稿サイト〜
ひねくれヒーロー
芸術を持っている者
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・・・そう言えば、たまに印結ぶ順番間違えたりしてたよな・・・
 

「そうか・・・穢土転生は無理かー・・・良い案だと思ったんだけどな」

「でもイタチに聞き出すってのは良いかもしれませんよ
 割と・・・巫子に友好的なんだろ?なぁ?」

「・・・割と、友好的かな
 あの天然信徒に何故パルコが邪神となったか聞き出す
 先生も当面の目的はこれでいい?」

「私が言いだしたことだ、文句なんてないさ
 ・・・天然信徒?」

「・・・あ、なんかそう言わなきゃならないような気がして・・・」


自分でもどうしてかは分からない


そう、いえば・・・六歳の誕生日のこと、思い出さなきゃな・・・


六歳以前のことは、ちょこちょこ思い出してきている


誕生日が思い出せない


たまに、炎とクナイらしき影が脳裏に浮かぶ


「・・・パルコ」


声に出して、呼んでみる

久しく名前を呼ぶことはなかった

ズキズキと頭痛が襲うけれど、腹部の熱が身を弱らせるけれど

呼べば、何か応えてくれないかと、我ながら都合のいい考えを哂ってしまう


・・・応えて、くれるわけがない


さらに激しく襲う頭痛に耐えきれず、思わず座り込んだ

































「?????????????痛っ」


小さなうめき声を上げ、座り込んだ少年僧に駆け寄る若い忍


「どうしたのソラ君、また頭痛?」


水を持ってこようかと、声をかける忍の手を振り払い、少年僧はただ頭を抱える


「うぅ・・・何か、頭と腹がいてぇ・・・熱い・・・」
 

困ったなぁと呟く忍

医務室にでも運ぼうと少年僧の体に触れた瞬間???



殺意を感じて振り返ってみれば、そこには




「???ここで共鳴とは・・・

 巫子もこの寺にいるんだな」




橙の渦巻いた仮面をつけた男が一人、月夜を背に見下ろしていた







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穢土転生って便利だよね!使えれば

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