暁 〜小説投稿サイト〜
俺が愛した幻想郷
俺は愛せる? 幻想郷...
俺の名前は八雲琥珀だっ!
第十三話 電車と異変と撫で撫ではやめてください
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を啜っていた霊夢が左目(俺側の目)だけを開けてちらりと俺を見た。ホントにちらりだけなので、数秒でまた目を瞑り、面倒そうなオーラを出してお茶を啜り出す

「異変は勘弁よ。異変は」

「どうせあなたここでお茶飲んでゴロゴロしてるだけじゃない?」

「それとこれとは関係ない」

まぁ確かに異世界人が来たら大問題だし、異変かもしれんな... その異変が何処までの範囲で異変なのかわからないけど

「琥珀、と言ったよね? とりあえずありがとう。妹がお世話になったわ」

湯呑みをテーブルに置いてから俺を見て少し微笑み、霊夢はそう言った

「ああ、大丈夫だ。道案内もしてくれたし、楽しかったし」

財布取られそうになったけど

そこに奥の部屋から出てきた博麗ちゃんが

「また遊んでくださいね琥珀さんっ!」

「ああ、もちろん。いつでも相手になってやる。あと博麗ちゃん、次会うときはその格好でお願いします...」

そう、奥の部屋でガサゴソやっていた博麗ちゃんは服を着替えていたと言うことだ
短いジーパン(つまりショートパンツ)にアルファベットの刺繍(柄)が入ったピンクの長袖Tシャツ、赤と白のしましまニーハイ.... 可愛いっ!!

「霊夢?」

「ん」

「今度、と言うか。暇になったら来て良いかな?」

「お好きにどうぞ」

「なんかすまん、初対面でこれは酷いよな」

「慣れっこよ。幻想郷(ここ)そう言うの多いから。だから、霊と遊んであげてね?」

「ああ、霊夢もな」

「ちょっ! 子供扱いしないでよ」

にやり、効果音はそれで間違いないだろう。口を歪まして笑みを浮かべたのだ、俺はな。何を隠そう... 俺はめちゃくちゃ子供が好きだっ!! 馬鹿言え、ロリコンだとか何々たんprprとかそう言うんじゃないぞ。普通に、ただ純粋に、生きる子供が好きなだけだ。男の子も女の子も同等に好きだ。困ってたら助けてやりたくなったり、好きなことさせてあげたり、愛でたり、可愛がったりするのが大好きなのだ。無邪気な子供でもやんちゃな子供でも人の財布盗む癖がある子供でも世界を守る結界が張ってある神社を管理している立派な巫女さんをやっている子供でもだ。もちろん、猫耳生やした式神の子供でもな

「霊夢?」

「ん」

「可愛いなぁ〜♪」

「んっ!?」

わしゃわしゃと音を発てて霊夢の頭を撫でる
博麗ちゃんと同じく頭の天辺に大きな赤いリボンが着いているのでちょっと撫で辛い。だがそんなこと関係ない

「や、やめてよ!」

頭に乗る赤いリボンの如く顔を赤くする霊夢はそう言う、だが

「いやよいやよは好きのうちってな♪」

「やぁ... やめてってばぁ!!」

先ほどまで紫と喋っていた面倒
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