暁 〜小説投稿サイト〜
エクシリアmore −過ちを犯したからこそ足掻くRPG−
第四十話 最果て
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
実行できぬほどに黒匣を人の営みに食い込ませたのは、貴様ら現代の人間だ』
ジランドは顎を砕かんばかりに噛みしめ、俯いた。――擁護できない。
私自身も
源霊匣
(
オリジン
)
が出るまでは黒匣で生活してきた人間だ。銃もGHSも家電も黒匣。どれも欠かしては今日まで生きて来られなかった物ばかり。
『ようやく合点が行ったぞ。ミラが使命を忘れ、姿を消したのは、全てお前たちのせいだったのだな。そして此度、お前たちは断界殻を消して世界を滅ぼそうとしている。この破壊者どもめっ!』
ちっ。人の話を聞かない所は、さすがミラの産みの親。
「来るぞ。逃げたい者はこれが最後のチャンスだ」
……。
落伍者なし、か。嬉しいやら悲しいやら。ともかくフルメンバーで戦えることは確定した。
心強い、と感じてしまう私はずいぶんと弱くなったと、我ながら思う。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ