暁 〜小説投稿サイト〜
【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は4
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ラクダの上に乗っていると歩かなくて済むから


夜が明けた頃にレインベースへ到着すると


ラクダの首にかけられていたポーチのような所にお金を入れると


ジジイからも解放されたラクダが元来た道を歩き出した


リオ「さーてと…」


まだ朝の四時を過ぎたころだっていうのに


街には数人の人間がいた


さすがは娯楽の街、ってとこね


まあいいや。


ナミたちはまだ来てないみたいだし


適当に何処かにでも入ろうかな。



レインベースでビビ達を待つ事二日。


陽気な音楽が流れるレストランで何度も溜息をついていた


すぐに会えるってジジイも言ってたから最初の一日目はなんとか耐えたけどさ


クロコダイルがこの街にいるって思うと本当嫌なんだけど。


しかも誰かに尾けられてるような気もするしさ


はっきり言って居心地が悪い


出来る事なら今すぐにでも国へ帰りたい、


けど復讐するって誓ったんだし


中途半端な気持ちで帰るわけにもいかないんだよね。


それに今のところ、私が地上へ来てると知ってるのは


スモーカーただ一人だけ。


生き物でいったら……まあ、うん、そこはいいや


スモーカーの事だから誰かに知らせてるなんて事はないと思うんだけど


でもまあ知られてたら今頃、この街も大騒ぎだと思うけどね


―――なんて思っていた時、


「うおおおおおおおおおお」


店の外から聞き覚えのある大きな声が


ドアから結構離れている私のとこまで聞こえてくると眉を寄せた


この声って麦わらだよね?


もう来たってこと?


「クゥゥウゥロコォォォォッダイィィィィィルゥゥゥゥ」


そう叫びながらお店の前を物凄い勢いで走り去っていた麦わら、


「待てェェェェェ麦わらァァァァァァ」


そして麦わらと同じように叫んでいるスモーカーが店の前を通り過ぎた


……うん、あの男はやっぱりトラブルを呼ぶ天才ね。


しかもスモーカーの鼻といい勘といい…凄いな


あの二人、なんだかんだでいいコンビになるんじゃない?


まあ、いいや


私には関係のない事だし。





麦わら、ナミ、鼻男、剣士、スモーカー


そして数分後にビビがクロコダイルが経営するカジノの中に連れて行かれたのを確認すると


レインディナーズという店先で目を閉じて静かに立っていた


アイツらが連れて行かれてどの位が経ったのかは分からない


今行って正体がバレるか、


後から行って正体がバレるか
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ