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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は4
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良かった


リオ「興味ない」


サンジ「そんなぁぁぁ」


とか言いながら何でさらに嬉しそうにしてるの。


わけ分からない


しかも気持ち悪い


リオ「そんな事より鍵、捜して」


サンジ「はぁ〜い」


うん、ナミがあの男をこき使う理由がやっとわかった気がする


あの男、女には結構弱いのね


スモ「早く鍵を見つけろ。


さもないと全員、ここでクロコダイルに始末されるぞ」


リオ「まだ向かってなかったんだ」


さっき隠し通路だかなんだかで東の方へ向かってたから


てっきり戻る事なくそのまま直進するかと思ってたんだけど。


リオ「ていうか鍵は?」


ナミ「それがクロコダイルがわざとバナナワニがいるとこに鍵を落として…!」


リオ「…へえ」


ビビ以外の奴らがこの檻に捕まってて、


誰も鍵を取る事が出来なかったからビビが慌てて助けを求めに来たって訳か


スモ「おい」


リオ「なに」


スモ「状況を把握するだけしといて、助けねえつもりか?」


リオ「それなら、私を助けてくれるの?」


ゾロ「?」


眉をクィッと上に上げ、


口元を緩ませるとスモーカーが私からどんどん水位が上がってきている水を見た


リオ「ほらね。あんたも、所詮は自分の地位が大切なのね」


間違った質問はしていないし


状況を把握しようとか思ったわけじゃない


どうせコックがなんとかしてくれるって分かってたし


リオ「裏切り者はどっちよ」


あの時の事を思い出すと悔しくて涙が出てくる


元はと言えばジジイの予言をきちんと聞いていなかった私が犯したミスから始まって


国を巻き込み、死者さえ出すはめになった


利用されていると何度も言われていたのに


私はそんな事ないと言い張った


何度考え直しても思い直しても、


思い当たるような節はたくさんあった


それでも彼と一緒にいたい、


その思いが何よりも強くて


私はジジイの言葉に耳を塞いだんだ
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