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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は4
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ーに本名教えられたら終わりなんだけど


スモ「リア?」


首を傾げ、スモーカーが自分の左横にいる剣士に目を向けた


……うん、私は何も見てない。


それでよし、何も見てないし何も聞いてない


目の前にいるバナナワニをどうにかすればいい話なんだから


ウソップ「気を付けろ!!!そいつは凶暴だぞ!!!」


リオ「へえ…凶暴、なんだ」


口角を上げ、階段を下りる


『美味しそうな…食べ物だ…』


リオ「私に刃を向けるつもり?」


『殺す!!!!』


大きく口を開けたバナナワニが私を噛み殺そうとした時、


リオ「残念」


大きく口を開けたままのバナナワニが気絶をして倒れた


「「「「!!?」」」」


スモ「……フンッ」


ナミ「え、い、今…何を…!?」


ウソップ「知るかよ…!」


ルフィ「すげえ…!」


バナナワニの背に乗り、


麦わらたちが捕まっている檻の前に立った


ルフィ「頼むリア!この檻の鍵を壊してくれ!」


リオ「さすがの私でも壊すのは無理だよ、


第一これ海楼石で出来てるし」


スモ「フンッ…"認められている"お前が壊せねえもんはねえだろ」


リオ「無理なモノは無理よ」


きっぱりとそう告げるとスモーカーが肩を使って大きく溜息をついた時、


ウソップ「次から次へと来たぞおおおお」


ナミ「リアァァァァ」


リオ「大丈夫」


静かに目を閉じると振り返る事なく呟いた


「食事中は極力、音を立てずに」


私の後ろに立ったバナナワニでさえ頭の上にはてなマークを浮かべ、


周りを見渡そうとした時、


「アンチマナーキックコォォス!!!」


あの大きなバナナワニが宙を飛んだ


リオ「へえ」


ただのコックかと思ってたんだけどな


相当名のある師があの男にはいたってワケね


サンジ「おっす 待ったか?」


「うわああああああああ!!!!!!


プリンスさァァァァンッッッ」


麦わらと鼻男二人して泣きながら何かを叫ぶと


眉を寄せて少し首を傾げた


こいつら今、"プリンス"って言わなかった?


どうしたらそうなるのかな?


サンジ「リィィィアさぁぁぁん」


語尾にハートマークが付いても可笑しくない程、


コックの目にもハートマークが浮かび上がると嫌な予感しかしなかった


サンジ「惚れましたぁぁ?!」


……なんだ、嫌な予感じゃなくて


鳥肌が立っただけなのね、
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