第十一話 南雲大尉!!本人は水雷出身だった!!その八
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「もっとも嫌な奴が罹るとざまを見ろと思うこともあるだろうがな」
「嫌な奴が梅毒に罹ったらですか」
「ざまを見ろってですね」
「梅毒に罹れば関連施設の全てが消毒される」
家も学校もだ。
「徹底的にな」
「梅毒ってそこまで怖いんですね」
「全部消毒される位ですか」
「完全に伝染病ですね」
「それの扱いですね」
「死に至る病だ」
それも死に方がかなり酷い、そうした病気だからだというのだ。
「だからそこまでされるのだ」
「ううん、梅毒って本当に怖いんですね」
「エイズ以上ですね」
「昨今はエイズの方が注目されるがな」
「昔からある梅毒もですね」
「充分怖いんですね」
「こうした知識は備えておくことだ」
生きていくのならばとだ、悪田部は二人に忠告した。
「君達もな」
「はい、わかりました」
「これからの楽しい人生の為に」
「梅毒には気をつけます」
「他の病気にも」
「そうすることだ、私も気をつけているからな」
女好きの悪田部でもだ。
「隠し子を作らない為にもな」
「コンドームはですね」
「必需品ですね」
「エチケットでもある」
つまり女性のことも考えて、というのだ。
「自分自身の為であると共にな」
「はい、女の子のことも考えて」
「コンドームは付けるべきですね」
「何度も言うがこの作品は教育作品だ」
言わずと知れた、だ。読者の方々にはこのことは強く言っておく。この作品は社会の健全化を念頭に置いて書かれているのだ。
「こうしたことも常に主張する」
「世の為人の為」
「その為にですね」
「そういうことだ、尚日帝衆は絶倫だ」
ここで彼等の敵の話にもなるのだった。
「一人でソープランド完全征服もする」
「完全、ですか」
「ソープランドを一つ」
「全てのソープランド嬢を昇天させ店長さんにお見事でしたと平伏させる位にな」
絶倫だというのだ。
「まさに神だ」
「性義の神ですか、連中は」
「正義じゃなくて」
「正義であるが性義でもある」
日帝衆も正義を主張している、この作品は正義は一つでないことも世に教えている非常に素晴らしい作品なのだ。
「彼等は」
「しかしプロのお姉ちゃん達を昇天させるんですか」
「それも何人も」
「店の規模によるが大体十人は待機している」
ソープランドにはだ。
「しかし日帝衆は二十人をだ」
「全員昇天させたんですか」
「無茶苦茶凄いですね」
二人も驚く他なかった、日帝衆の者達の絶倫さには。
「オットセイみたいですね」
「毎日ユンケル飲んでるんですか?」
「それだけ強いということだ」
そちらの方もだ。
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