1巻
整理後に宴×一真の策略と黒幕の正体
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事で東城刃更は織斑一真の記憶媒体となり消えて、東城迅は一真の同居人という設定にした事。
「やっぱりここにいたか、それとラードゥンご苦労さん」
走ってきたのか、少し息は乱れていたがそれは剣を振っていたためであり、疲労は一切していない。一真は、深雪達を見た後に柚希の手にある刀を見て顔を鋭くさせたのだった。蒼太は深雪側と合流させた。
「どういう事だ柚希・・・・澪はまだ監視対象の筈なんだが。それなのに監視役のお前が、なぜ霊刀を抜いている?深雪は手加減していたようだし、さっきまで何を話していたのかは何となく理解している。・・・・それよりお前も聞いていたようだな?」
「おやおや、こちらの気配を察するとはさすがと言いたいところだ」
笑みを含んだ声が、屋上より上から声が発した。一真は見るが、自分達がいる屋上から離れた場所に静かに佇む存在がいた。最も闇に隠れていたからなのか、澪と柚希以外の者達は察知していた。白の仮面に黒のタキシード姿、人の姿をしているがオーラは禍々しい負だったけど。さっきまで葬った魔族よりも、腕利きの魔族だ。コイツが今回の黒幕だと思うが、どういう使い手までは分からないから戦ってみないと分からないが勇者の一族なら、A級タイプの実力とでも言おうか。澪は準S級ランクと認定されているが、あくまで先代魔王の力を秘めている可能性があるのだ、里の基準なら柚希は特B級で俺と深雪は特SSS級だと思うけど一度計測したらエラーだった。なので、コイツ程度に負ける訳がない俺と深雪だが、柚希は敵わない相手だろうな。
「無造作に立っている割には隙はないな、貴様は先ほどまでの会話を聞いていたようだな。で、どうだった?」
「随分と興味深い話が聞けたよ。前におかしな邪魔が入ったとは思ったが、まさか勇者の一族に追放者が出ていたとは思わなかった。大戦の英雄であるジン・トージョーとその息子だとはね。偽りの記憶を植え付けるとの事だけど、君達は何者かな?異世界から来たとかファンタジーな事かと思うが、君達のオーラを見るにそれが事実だと言うのもね」
楽しむように白仮面が言うが、俺は空間から出す剣を取り出してから切っ先を相手に向けた。魔剣ブリュンヒルドではない事に柚希は、再度思ったが魔剣ブリュンヒルドはどこにいったんだという顔をしていた。
「この間の公園もお前らの仕業か」
「ああそうさ、でもさすがにその後出現した門には驚きだよ。あの門から出てきた魔物を倒すばかりか、門ごと閉じちゃうのだから。少し前から君達には眼を付けていたが、てっきり一般人だとばかり思っていたけど謎の剣を持つ能力者に・・・・しかも先代魔王の遺児の味方までするんだから。しかも中々良い腕と強さを持っている。どうやら先ほどやった連中を瞬殺して来た様子だね」
「ああ・・・・あんな連中を
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