第三十五話 月光の下でその一
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だからな」
それで、というのだ。
「裕香ちゃんは心配しなくていいよ」
「そうなのね」
「ここで見ていような」
「ええ、じゃあね」
裕香は薊の言葉に頷いた、そのうえでだった。
二人の戦いを見守ることにした、その戦いはというと。
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