二十一話:壊れゆく日常
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要してくる。
どうして、俺ばかりこんな目に合わなくちゃいけないんだ!
俺はただ幸せに暮らしたいだけなのに、特別な何かなんて少しも望んでいないのに……
どうして俺ばかりなんだよ。
ああ……俺だって復讐をしたいという気持ちは痛い程に分かるさ。
でも、一体、何に、俺は復讐すればいいんだ。
こんなふざけた契約を結んだ、始祖クルスニクか。それとも、オリジンか、クロノスか、マクスウェルか。それとも―――世界そのものか?
「分からない……俺には何も分からない」
何を憎んでいいのかも、何をなせばいいのかも、何を選択すればいいのかも俺には分からない。
でも……それでも一つだけ分かることはある。
―――会いたい
兄さんに会いたい。ミラに会いたい。エルに会いたい。また“みんな”に会いたい。
どれだけ否定しようとしてもこの思いだけは消えない、俺の願いだ。
でも、それを叶えることは今の生活すべてを、黒歌達を捨てることになる……。
なあ……俺はどうすればいいんだ? エル。
このまま自分の欲望に従って過去を取り戻せばいいのか。
今の生活を続けて未来に生きていけばいいのか。
ああ……俺には分からない。
でも……会いたいよ……。
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい
会いたいよ……ミラ。
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