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大陸の妖精
ジェラール
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アルト「それより、ナツやエルザはどこだ!?」


ルーシィ「それが・・・エルザはどこかに連れてかれちゃったみたいなの」




グレイ「そんなら早く追いかけるぞ」


アルトたちが話しているとグレイがこちらに向かって歩いてくる



アルト「グレイ!良かった、無事だったんだ」


グレイ「辺りが突然暗くなったから氷の身代わりを造って様子を見てたんだ、それにしても・・・どうなってんだコリャ!?」


グレイがカードに閉じ込められた人たちを見て驚く



ルーシィ「私も詳しくは分からないけど・・・エルザの昔の仲間を名乗る人たちが現れて―――」


ルーシィはエルザが攫われる前の出来事をアルトたちに説明する



グレイ「なるほど・・・そいつらにエルザは連れてかれちまったわけか・・・」


アルト「とにかくエルザに会って話がしたい、あいつらを追うぞ!!」


ルーシィ「追う・・・って言ってもどこにいるのか・・・」



アルト「その点は心配いらない、まずはナツを探―――」


アルトが何かを言いかけた時、突然一本の火柱が上がる



ナツ「痛えーーーっ!!!!」


ルーシィ「ナツ!!」


飛び上がるナツは大口を開けて叫ぶ



ナツ「普通 口の中に鉛玉なんかぶち込むかヨ!!? ア!? 痛えだろ!!ヘタすりゃ大ケガだぞ!!!」


ルーシィ「普通の人間なら完全にアウトなんだけどね・・・」


アルト「相変わらずナツは化け物じみてるな」


グレイ「お前が言うなよ、アルト」



アルト「ナツ!エルザが攫われた、お前の鼻でエルザの匂いを探ってくれ!!」


ナツ「何ィ!?エルザが攫われたァ!!?あんの四角野郎ォォ」


するとナツが勢いよくカジノを飛び出す



アルト「よし、追うぞ!」


ルーシィ「本当にナツに任せて大丈夫なの!?」


アルト「大丈夫さ、ナツの鼻の良さは獣並みだからな!!」











海の真ん中に一隻の船が浮かんでいる


その船のドックの柱にエルザは縛り付けられていた



エルザ「くっ・・・ここはどこだ!?」


眠りから覚めたエルザは慌てて辺りを見渡す



ショウ「船の中だよ、姉さん」


するとショウが階段を使って甲板から下りてくる



エルザ「船・・・?」


ショウ「そう・・・楽園の塔へと向かう船さ」


エルザ「・・・そうか・・・そうだったな」


そしてエルザは少し考えた後、ショウに向かって言う



エルザ「この縄をほどいてくれないか?抵抗す
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