マブラヴ
0869話
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ない方がいいだろうな。それと、レモン。悪いがある程度の威力を持った武器でエネルギー消費型の武器、シャドウが使っているようなビームガトリング砲をどの機体でも使えるようにしてくれ」
「分かったわ」
「って事で、取りあえず自分の機体の武器の威力に不安がある奴はレモンから武器を受け取ってくれ。エネルギー消費型なら時流エンジンのおかげでエネルギー切れにはならないだろうしな」
M950マシンガンとかが使えればベストなんだろうが、実弾兵器だとやっぱり弾数の問題がある。
「取りあえずもう1度だ。ただし次はお互いが使う武器の強さを意識してだ。今回のハイヴ攻略はこの後色々な意味で俺達の役に立つ筈だから、妥協はしたくない」
鉄原ハイヴは俺達にとっては演習に近い。だが、だからこそこの演習は以後のハイヴ攻略に関しての下敷きとなる筈であり、そこに手を抜くという事は一切考えていない。
他の者もそれを理解したのだろう。面倒くさがりのムウや不平屋のイザークですら文句を言うでも無くそのままシミュレータの中へと入る。
『じゃあ、開始するわよ。ヴォールクデータ、スタート』
マリューの声と共に再びハイヴ攻略が始まり、その後数時間程も熱中する事でどの機体もどれだけの武器を使えばドリフトを破壊するのかというのが明らかになる。
……スレイがいてくれたのは幸運だったな。スレイの乗っているシャドウは専用にカスタマイズされているとは言っても、量産型Wの使っているシャドウに流用できるし。
ただ……ハイヴ内部がこれ程脆いとなると、修羅達は中に突入させずに外でゲートから出てくるBETAを相手にして貰った方がいいかもしれないな。
そんな風に考えながら、その日のシミュレーションを終え……そしていよいよハイヴ攻略の日がやってくる。
ちなみに、一応アリオンを含む派遣部隊にヴォールクデータのシミュレータをやるかどうかと通信で聞いてみたのだが、当然の如く却下されたのは……修羅である以上しょうがないのだろう。
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