暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
『ただいま』と『おかえり』
[5/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
爆炎が吹き出し、二つの好転が見えたかと思うと、それは黒い穴へと消えて行った。
「ユキ君!!」
本郷が叫ぶと、茂は顔を伏せた。
「クライ・・・馬鹿野郎が」
「次元の穴に消えちまった・・・」
士がそう呟くと、後ろからギャリギャリギャリというタイヤの駆動音が響いた。
剛が振り向き、手を振る。
「進兄さ〜ん!!こっちこっち!!」
急停止したトライドロンは中にいた二人を吐き出した。
「あれ、進兄さん!?お〜い」
アルゴに踏みつけられているドライブは土にめり込んでいる。
アルゴが急いで飛び降りると、炎が噴き出した世界樹を見る。
「ユキは・・・・ユキは!?」
今は口調など関係なかった。
「ユキは・・・」
キリトが指差したのは爆炎。それを見たアルゴは泣き崩れた。
「ユキ君・・・君は」
洋が呟くと、五代がアルゴの傍へと駆け寄り、言った。
「皆さん・・・ユキ君は生きています」
「!?・・・なんだと!?」
「僕のアマダムとユキ君のアマダムが共鳴しています。多分・・・俺が前なったみたいに仮死状態に・・・・」
「そうか・・・だがユキ君は次元を超え、どこに行ってしまったか分からない」
今度は弦太朗が声を上げた。
「一号先輩!今、賢吾たちから電話があって・・・!太陽の方向にいるらしんですけど!!」
「太陽か・・・・フォーゼ、君はまだ行けるか?」
「さすがにここから太陽までは・・・」
「そうか・・・」
アルゴは生きていることを知って希望を持ったが、助ける手段がない。
その時―――――声が響いた。
次元の壁が開き、中から赤のライダーが出てくる。
「照井!!」
仮面ライダーアクセル。照井竜である。
照井はアルゴの手をとり言った。
「運命を変えたいか・・・?」
「え・・・」
「運命は変えられる。一人では無理でも、支えてくれる誰かがそばにいれば・・・」
「俺の力を貸してやる」
「じゃっ、俺も」
「俺もトップギア、渡させてもらうぜ」
「じゃあ、宇宙なら俺も!!」
「俺も力を貸すよ・・・!」
「俺も貸してやるよ」
映司、照井、剛、進ノ介、弦太朗、巧が前に出ると凄まじい力が集まり、ベルトを形作る。
照井がそれを取ると、アルゴに握らせた。
「シグナルドライバーだ。受け取れ」
アルゴは立ち上がり、シグナルバンドとドライバーを装着した。
「変・・・身・・・!」
『アクセル・トライアル・ブースター!!コズミーーーーックマッハァッ!!』
左腕にはタッチパネル。右腕にはバンド。
そして腰に巻かれているのは赤、青、黄の順番にメモ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ