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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
友の声が聴こえる
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「あ〜ららぁ・・・こりゃダーメだな。」

「くだらんな、イミテイシア。お前の役目は終わった。ゴミに戻れ!」

ブレイン二世は魔方陣が現れ、同時にイミテイシアの体が光り出す。

「っ!!!」

イミテイシアに一体何を・・・

「姉さん・・・ごめんなさい・・・。」

イミテイシアはそう言い、落ちていく。体がさらに光り出す。
俺達はそれをただ見ていた。いつの間にかロメオが起きていた。
さっきの事も見ていたのかもしれない。
イミテイシアは光り出したら、どんどん小さくなっていき、
階段にぶつかっていくように落ちてきた。

「ぬいぐるみ・・・!?」

イミテイシアの正体はぬいぐるみだった。青い服を着た金髪の女の子のぬいぐるみだった。

「姉さん・・・ごめんなさい・・・大好き!」

最後に、その声が聞こえたイミテイシア・・・・・・いや、ミッシェルさんの声が。


ドン!


「哀れで小汚い人形めが。」

ブレイン二世はミッシェルさんを人でそう言う。

「おやめください、靴が汚れますよ?がはははっ!」

クロドアがそう言う。

「お前らぁーーーーーーーー!!!!」

俺は怒り出す。

「ナツ兄ぃーーーーー!!!!」

ロメオは紫色の炎をナツさんに向けて投げる。ナツさんはその炎を食べる。

「うおおおおりあああああっ!!!」

「うおおおおおおおっ!!!!」

俺とナツさんは、それぞれの拳に炎と闇を宿し、接近する。

「こい!!!」


ドォン!!!


「っ!!」

「あがぁっ!!!」

ナツさんはブレイン二世を、俺はクロドアを殴る。

「人が悲しむのをそんなに笑えるか、お前らは?」

「だったら俺達は・・・」

「「笑えなくなるまで、ぶん殴る!!!!!」」

俺とナツさんは怒り、大声でそう言う。
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